2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

雲がたなびく

確率微分方程式について調べて、そのパッケージsdeについても調べた(こちら) それを使って、のたくったような多次元雲観測データを作ってみることにする 多次元で、それぞれの次元で独立な確率過程とする 2群で作る ブラウンっぽい動きを作った上で(それが…

右肩上がり

R

原点を通る、右肩上がりの観測点がある npt <- 1000 x <- sort(rnorm(npt)) y <- sort(runif(npt,-10,10)) x <- x-mean(x) y <- y-mean(y) y[which(abs(x)<0.5)]<-sort(rnorm(length(which(abs(x)<0.5)),sd=0.2)) plot(x,y) この観測曲線の原点での傾きにつ…

観察データから傾きを読む

次元解析

次元解析というのをやった 単位がある、比尺度の単位、物理法則の式がある、単位がそろっている、単位は積と除で多彩になる、各単位の次数に関する話 連立一次方程式で解ける、とずいぶん簡単な話になってしまっていて、これで終わりなの?という感じだった …

ジャンプのあるブラウン運動

Levy 過程はこちらにあるように、3つの要素から構成される a Brownian motion a compound Poisson process a square integrable pure jump martingale ひとまず、Brownian motionとcompound Poisson processとの和を取ってみる Brownian motionはsdeパッケ…

ジャンプのあるブラウン運動

ぱらぱらめくる『枝分かれ』

枝分かれ―自然が創り出す美しいパターン作者: フィリップボール,Philip Ball,桃井緑美子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る 1 冬物語 雪の結晶(Wikiより) 無生物が作る複…

ggplot2が『The Grammar of Graphics』を反映していること

ggplot2パッケージはRのグラフィクスパッケージ The Grammar of Graphicsの精神で作られているという どういうことかというと: ggplot()関数によってつくられるオブジェクトは、次のような要素を持つlist $data $layers $scales $mapping $options $coordin…

駆け足で読む『The Grammar of Graphics』Part 2 Semantics 出来たチャートからの意味の読み取り規則

13 Space 2つのSpaces 多次元の値の組が多次元空間にある Underlying space それを表示空間(2次元、3次元) Display space に実現する 数学的なSpace 数学的に定義されている 位相 測度 Spaceに関する操作 マップする 埋め込む 距離・測度 色々な距離 「最…

駆け足で読む『The Grammar of Graphics』Part 0

1 Introduction 1.1 グラフィクスとチャート 「数学でいうところのグラフ(点と線)」と「グラフィクス」は違う この本は「グラフィクス」の本 グラフィクスとチャートを区別する。チャートは使わない。たとえば、「パイチャート」は「棒グラフィクス」を極座…

駆け足で読む『The Grammar of Graphics』Part 1 Syntax グラフィクス部品の並べ方・統語規則

2 How To Make a Pie 2.1 定義 パイチャートを作る過程を例にとって、「処理」をきちんと説明するための用語を導入する(ちょっとまだわかってない…) 集合 関係 グラフ化(対応付け) 関数の合成(compositions)と合成関数 変換(transformations) 代数的に変換を…

駆け足で読む『The Grammar of Graphics』目次

同じくグラフィクスに関係する本で、「何をどう見せるか」についてはこちら The Grammar of Graphics (Statistics and Computing)作者: Leland Wilkinson,D. Wills,D. Rope,A. Norton,R. Dubbs出版社/メーカー: Springer発売日: 2005/08/16メディア: ハード…

ぱらぱらめくる『The Elements of Graphing Data』

The Elements of Graphing Data作者: William S. Cleveland出版社/メーカー: Hobart Pr発売日: 1994メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 昨日書いた(けれど、記事としては翌日の日付になっている記事でグラフィクスの構…

正確に意思伝達する

ブログのリンクでこちらの『アプリケーションをつくる英語』という本を知った 中身は未確認 だが、「最低限度」の意思伝達は、この本でできるようになるのではないだろうか 無機質な感じになるかもしれないが、「正確」で「誤解」のない表現が身に着くような…

流体力学の無次元数〜補遺:ぱらぱらめくる『流れ』

無次元数、一般に(こちら) 流体力学の無次元数 エクマン数 回転系の流体力学における粘性の大きさを示す無次元数 クヌーセン数 流れ場が連続体として扱えるか否かを決定する(1より十分小さければ連続体) グラスホフ数 伝熱現象、物質移動現象に関する無次元…

ぱらぱらめくる『流れ』

流れ―自然が創り出す美しいパターン作者: フィリップボール,Philip Ball,塩原通緒出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (17件) を見る 『かたち』の姉妹本(こちら) 目次 1 流体を愛した男 …

お試しメモ

空間にグラフがあるとする 空間に点があるとする 点からグラフへの最短距離を描く こちらで作った、「凸包」への垂線の足を利用する ループを回しているのでちょっと重いかも 垂線の足がどの辺に乗っているかで色分けすると、空間が塗り分けて見えやすそう #…

グラフへの垂線

メモ

# 多次元表の軸別カテゴリ数 r<-c(2,3,4) # 多次元表の次元 k<-length(r) # 多次元表のセル総数 prod.r<-prod(r) prod.r # 多次元表をアレイに A<-array(1:prod.r,r) A # べき集合を使うためにパッケージを入れる install.packages("sets") library(sets) # …

ぱらぱらめくる『Simulation and Inference for Stochastic Differential Equations: With R Examples』3. 確率過程への確率微分方程式モデルの当て嵌めとそのパラメタ推定。適切なモデルの選択

3. Parametric Estimation 推定のためには、推定結果を評価する方法が必要。それが「尤度」関係 Likelihoodの計算 Exact likelihoodを計算 Pseudo-likelihoodを計算 Likelihoodの近似計算 観察データの何を基に推定するか 変化の動き自体?、時間と分散の関…

ぱらぱらめくる『Simulation and Inference for Stochastic Differential Equations: With R Examples』2. 確率微分方程式のシミュレーション

2. Numerical Nethods for SDE 離散的増分でシミュレーションする 係数から、連続変化の(任意時刻〜離散時刻)の値をシミュレーションする sde.sim()関数はシミュレーション関数 method引数の"euler","milstein","KPS","milstein2"は離散的増分シミュレーショ…

ぱらぱらめくる『Simulation and Inference for Stochastic Differential Equations: With R Examples』1. 確率過程とそれを理解するための基礎。Ito過程。確率微分方程式とは

1. Stochastic Processes and Stochastic Differential Equations 確率空間と確率過程の数学的記法 確率変数の平均・分散・モーメント シミュレーションのための道具 疑似乱数列 モンテカルロ法 分散を小さくするための手法 モンテカルロはよい方法だが、あ…

ぱらぱらめくる『Simulation and Inference for Stochastic Differential Equations: With R Examples』Rソース

Rにはsdeというパッケージがあって、それのモト本が、この本らしい ちょっと重い処理も含まれるが、examplesをひたすら抜き出すと以下の通り library(sde) plot(BM()) plot(BBridge()) plot(GBM()) tau0 <- 0.6 k0 <- ceiling(1000*tau0) set.seed(123) X1 <…

ぱらぱらめくる『Simulation and Inference for Stochastic Differential Equations: With R Examples』4. その他

4. Miscellaneous Topics AICでモデルの選択 ノンパラメトリック推定

ぱらぱらめくる『Simulation and Inference for Stochastic Differential Equations: With R Examples』

Simulation and Inference for Stochastic Differential Equations: With R Examples (Springer Series in Statistics)作者: Stefano M. Iacus出版社/メーカー: Springer発売日: 2008/05/26メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) …

メモ

Levy過程とつながる話し(Levy過程はこちらでも) 医療診断学ともつながる話(こちら) ホワイトノイズと回転群は関係づけられているらしい 無次元球も 調和解析も どこまで行っても直線にならないブラウン運動を微分…ラプラス変換 ラプラス変換のメモ(こちら)も…

ブラウン運動

確率過程の例としてブラウン運動から始まった ポアッソンノイズも例として出てきた ポアッソンノイズは「単純ポアッソンノイズ」「複合ポアッソンノイズ」と整備されていった でも結局、すべての基本はブラウン運動で、ブラウン運動にもとづいて、すべてを記…

トランスフォーム

変換について 変換(一般に) 積分での変換 変換のリスト

ラプラス変換のメモ

ラプラス変換の「変換」は"transform"であって"transformation"ではない。「形を変える行為・動作」ではなくて「形の変わった、その形そのもの」ということ(か)。だから、「xxxx変化体」とでも呼ぶべきか(変換については次の記事こちら) 変異(mutation)…

安定の中に不安定

こちらで個体数の大きな変動モデルを扱っている 数学セミナーの冒頭の式に誤植があったせいで、ちょっと、無駄な時間を取ったが、それはそれでよい勉強になったとも言えるが… さて。 では、増減0の状態に安定して収束する 項を加えてとすると、パラメタの値…