2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

京都大学学部入試数学問題2015で学ぶR

昨日は国立大学(前期)入学試験の初日。京都大学でも国語と数学の試験がありました。 こちらに数学の試験問題(と解答)があります 解説はお任せするとして、Rの練習課題として扱ってみましょう (1)二次元平面に2つの曲線を定め、それをx軸を中心に回転して…

ぱらぱらめくる『数学のかんどころシリーズ』

2 行列・行列式 3 あみだくじ 4 大学数学の基礎 9 不等式 7 円錐曲線 8 ひまわりの螺旋 10 常微分方程式 12 平面代数曲線 17 環論 19 射影幾何学 20 絵ときトポロジー 21 他変数関数論 25 ベクトル解析 26 確率微分方程式入門

ぱらぱらめくる『数学者のための量子力学入門』

こちらにPDF。 作用素環がわかりたい(こちらで少し前におおざっぱにぱらぱらした) 量子力学を入り口にすると良さそうで、量子力学の表現方法のうち行列力学がよさそうであることはWikipediaの作用素環の記事からわかったので… 1 はじめに 「量子力学」を「有…

30分でわかる量子力学

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Think Statsを使ってみる

Think Stats ―プログラマのための統計入門作者: Allen B. Downey,黒川洋,黒川利明出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2012/08/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 491回この商品を含むブログ (13件) を見る こちらにも同様のこ…

ぱらぱらめくる『21世紀の新しい数学』

多様性を相手に、そこに意味を掘っているが、それは、スキーム理論的には、位相空間・多様体から、それに対応する1点を見つけること、なのか??? 21世紀の新しい数学 ~絶対数学、リーマン予想、そしてこれからの数学~ (知の扉)作者: 黒川信重,小島寛之出…

3 Some Familiar Data Structures in a Functional Setting ぱらぱらめくる『Purely Functional Data Structures』

Leftist heaps、Binomial queues、red-black trees 手続き型言語が持つデータ構造は、関数型言語に移しやすいものとそうでないものがある 移しやすい例 leftist heaps : 手続き・関数のどちらでも実装しやすい binomial queues: 関数型でやりやすい red-blac…

2 Persistence ぱらぱらめくる『Purely Functional Data Structures』

リスト・二分岐木 Persistence データ構造オブジェクト(の一部)をコピーして作るようなときに、元のオブジェクトは維持して、値呼び出しための番地操作によって対応すれば、元のオブジェクトも含めて、いつまでも使いまわせる。逆に言えば、書き換えはしない…

1 Introduction ぱらぱらめくる『Purely Functional Data Structures』

データ構造を説明する前に用語の混乱を避けるための注意をしておく An abstract data type : 型と型のために作られた関数群のことで、abstractionと呼ぶことにする An concrete realization of an abstract data type : Implementation(実装)のことを指す。…

Preface、SML概観 ぱらぱらめくる『Purely Functional Data Structures』

Haskellは関数型言語。Standard MLもそう。SMLはOCalm系らしい。似ている点もあれば違う点もある(こちら)。 共通点 First-class support for algebraic datatypes (disjoint unions) Pattern matching on primitive and custom values Arbitrarily higher or…

ぱらぱらめくる『Purely Functional Data Structures』

関数型プログラミングによるデータ構造の扱いを知るためにSML使用者が書いた本を眺めてみる。ハスケルコードも付録についている Purely Functional Data Structures作者: Chris Okasaki出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 1999/07/01メディ…

1 Getting Starged 使ってみよう ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

この本は、各章がモジュールになっている hugsを使うことを前提として書いてある(このブログはghciを使っている。ずっと続けられるか、どこかでうまくいかなくなるかは、おいおいわかるはず) Exercise 1.3 以下をprime.hsというファイルで保存 divides d n =…

10 Corecursion ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

ones = 1 : ones -- [1,1,1,1,1,...] nats = 0: map (+1) nats -- [0,1,2,...] nats !! 10^100-2 -- 999999999999999999999...98 odds = 1 : map (+2) odds iterate :: (a -> a) -> a -> [a] iterage f x = x : iterate f (f x) theOnes = iterate id 1 theN…

9 Polynomials 多項式 ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

整数係数多項式 多項式も代数的には「数」なので、自然数・有理数・実数・無理数・複素数の流れで定義拡張できる

2 Talking about Mathematical Objects 数学オブジェクトを語る ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

この章はどちらかというと、論理演算の概論。Haskellで実装できない・しないでよい部分も多いので読むのを基本に。 Connectives 論理演算子の話 and(conjunction),or(disjunction),not(negation),if-then(implication),if-and-only-if=iff(equivalence) GS> …

8 Working with Numbers 数とは何か(自然数、公約数・公倍数、実数、虚数、複素数とか) ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

自然数をカリー入れ子で表し、それを「アラビア数字的自然数」として読み直す(順序のある集合としての1,2,...) 有理数は自然数の組、ただし、分母は0以外 無理数、実数、イプシロン・デルタ論法 複素数の定義。その演算の定義

7 Induction and Recursion 帰納と再帰 ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

数学的帰納法 ペアノの自然数(カリー) 再帰的定義 木構造上の再帰…フラクタルは扱われていないけれど、できるはず

6 Functions 関数 (写像とか一対一対応とか、そういう雰囲気) ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

像、カーネル :l FCT.hs image (\x -> (x-1)*(x-2)) [0..5] coImage (\x -> (x-1)*(x-2)) [0..5] [0]

5 Relations 関係(二項関係、とかそういう『数学的な関係』という意味での関係) ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

関係は、順序を問題にするペアの集合として定まる 関係が持つ性質にはreflexive, irreflexive,symmetric,asymmetric,antisymmetric,transitive,intransitive, pre-order(quasi-order),strict-partial-order,parial-order,linear,total-orderとかがあって、そ…

4 Sets, Types and Lists 集合、型(型理論とかの型?)、リスト ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

値をまとめて持つときに、順序を気にするか、気にしないか べき集合

ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

昨日の記事で48時間でschemeをぱらぱらし始めて、「これは自分に向いていない」とすぐにやめたが… こちらの『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』は自分の読み方に合っている印象が強いので、ぱらぱらしてみる(PDF) The Haskell Road To Log…

3 The Use of Logic: Proof 論理として使う、証明 ぱらぱらめくる『The Haskell Road to Logic, Maths and Programming』

既作成のモジュールを読み込んでみよう この章で作るいろいろは、TUOLP.hsとして保存するとして、その「空バージョン」を以下のように作るとしよう module TUOLP where import TAMO import GS myEven :: Integer -> Bool myEven x | rem x 2 == 0 = True | o…

2 構文解析 ぱらぱらめくる『48時間でSchemeを書こう』

構文解析 例題 import System.Environment import Text.ParserCombinators.Parsec hiding (spaces) symbol :: Parser Char symbol = oneOf "!#$%&|*+-/:<=>?@^_~" readExpr :: String -> String readExpr input = case parse symbol "lisp" input of Left er…

1 最初の1歩 ぱらぱらめくる『48時間でSchemeを書こう』

最初の一歩 例題 module Main where import System.Environment main :: IO () main = do args <- getArgs putStrLn ("Hello, " ++ args !! 0 ++ args !! 1) 練習問題 練習問題1 module Main where import System.Environment main :: IO () main = do args …

ぱらぱらめくる『48時間でSchemeを書こう』

トップページ 目次 1 最初の一歩 2 構文解析 3 評価:第1部 4 エラー処理と例外 5 評価:第2部 6 REPLの作成 7 変数と代入 8 cheme関数の定義 9 IOプリミティブの作成 10 標準ライブラリに向けて 11 Conclusions and further resources 12 練習問…

GHCi調べものメモ

GHCiコマンドによる調べもの こちらにコマンド一覧 そこから、調べもの系のコマンドを抜粋 :type expression expressionの型を推論し、印字する。多相型には明示的な全称量化が加えられる。推論に際して、単相性制限は適用されない。 :kind type typeの類を…

Haskell 文法メモ

Haskell基礎文法最速マスターがよい Capm Network Haskellもよい データ型 型クラス 型シグナチャ・型推論 型コンストラクタ インスタンス(型クラスに属するデータ型のそれぞれに対して関数を定める)

pythonでDiscrete Exterior Calculus(2)

第2回 このパッケージ説明文書の7 Discrete Exterior Drivative pythonパッケージはこちら PDFのpp11-14 複体を考えている 複体はグラフのお化けのようなもの、正単体の集合、であるけれど こちらにも書いたように、0-チェイン、1-チェイン、…というつなが…

Haskellと圏論、再々度

こちらでHaskellと圏論についてメモした 随分、昔 少し、Haskellの知識が増えたので、何度目かの整理『Haskellと圏論』 基本資料はこのWikibooks 圏の基礎 「対象となる何かA『ソースオブジェクト』」→(AからBへと対応付けるものf『射』)→「対象となる何かB…

三角関数の整数係数多項式表現

ここ数日ARIMAをやっている そこからの脱線で、ちょっとおもしろいことに気が付いた。三角関数の級数表現のこと。 ARIMAのar部分は、現在と過去とに影響されて次時点が決まるような確率過程である 周期性を持っているかに見える時系列データができることもわ…