Matrix

疎行列で逆冪乗法

逆冪乗法では、逆行列を出して、初期ベクトルに対して、それを何度か掛けて近似解を出す 逆行列の計算が重いので、逆行列を先に計算して、それを繰り返し使うというのが、普通のやり方 ただし、疎行列の場合には、それをやると、逆行列が、疎行列ではなくな…

疎行列要素への繰り返し処理

昨日の記事では、曲面の変形・共形変換・スピン変換をRでなぞってみているが、その中で、疎行列を扱っている 三角化メッシュの辺の両端頂点IDを番地とする行列を疎行列で作り、その要素を辺が含まれる三角形の数だけ操作をしたいのだが 何回の操作になるのか…

疎行列処理はアドレス重複が苦手

昨日の記事では、曲面の変形・共形変換・スピン変換をRでなぞってみているが、その中で、疎行列を扱っている 三角化メッシュの辺の両端頂点IDを番地とする行列を疎行列で作り、その要素を辺が含まれる三角形の数だけ操作をしたいのだが 何回の操作になるのか…

使ってみる〜疎行列計算、SuiteSparse for R

さて、うんちくは前の記事に任せて、使ってみることにしよう まずは、密行列と疎行列のうちの、密行列の扱い 密行列 形に応じて、7種類の密行列オブジェクトを用意している dgeMatrix:普通の実数行列を普通に保管 dsyMatrix:実対称行列を圧縮しないで保管 d…

疎行列計算、SuiteSparse for R

疎行列は大規模なデータで扱いたくなる SuiteSparseはこちら。MATLABを想定したCでの実装 その実装についての本もある Direct Methods for Sparse Linear Systems (Fundamentals of Algorithms)作者: Timothy A. Davis出版社/メーカー: Society for Industri…