表面張力
ループ べき乗則→超流動→シャボン玉→表面張力→ヒステリシス→砂山崩し→べき乗則 超低温でヘリウムが重力に抗して壁面を伝いあがる〜超流動〜の話を「べき乗則」で読んでいる(こちら)。 先日の勉強会でシャボン膜の数理をやりました。 シャボン膜の数理では表…
液体の振る舞いは変わっていて、重力に逆らうこともある。架橋を生じたり、傾いた台の上を上昇したり、細い管の内部を上昇する。また、重力の影響下では水滴は球ではなくなる 液体の振る舞いが「変わっている」と判断するのは、(そう判断する人間が)そんな液…
撥水とは、液体薄膜の自発的な後退・撤退 物が乾く仕組み3態 蒸発:熱の消費による 毛管浸透:タオルなど多孔質物質による 撥水:疎水表面による 撥水は薄膜の破壊の特別な場合 撥水の様相 粘性型撥水 慣性型撥水 粘弾性型撥水
三重線は三相の基本。いろいろな例外などを第5章までで現象的に扱ってきたが、それの動力学に焦点を当てなおして書いた章 理想状態から開始 散逸項が出てくる…散逸構造:プリゴジン、という感じの展開? 動き、振動、完全な濡れ
液体を構成する体積要素がそれぞれ異なった運動をする可能性があるので、ナビエ-ストークス方程式(3次元空間のベクトル方程式)になる 圧縮性・非圧縮性 粘性項・慣性項 解くときに、直接解くか、べき乗則の形で書き下すか、という話になる(ここでもべき乗則…
液体が薄膜となると、液滴の場合とは違うことを考える必要が出る 巨視的な「表面張力」から微視的な「表面張力」への変化 生物の「少数系」性を考えると、「薄膜」的・「微視的」な表面張力の姿の方が本質的か・・・
気相・液相・固相の接するところでは、その性質によって接触角が決まる 固体が一様であれば、接触角も一面に一様だが、固体は一様ではない 化学的に不均一(斑点) 物理的に不均一(でこぼこ) ある位置での安定な角とそのすぐ隣での安定な角に差が生じるので、…
毛管現象とは「交じり合わない2つの液体の境界、あるいは、液体と気体の境界に見られる科学現象」であって、「境界面のエネルギーが最小になるように変形する様子を説明する」 1.1 表面張力 分子間の引きあう力が熱ゆらぎよりも優位なときに気体から「密度…
分子生物学では、分子運動とその熱力学などを用いて代謝系などの説明をすることはごく普通のこと。ここで言う分子運動には分子間の引力・斥力などが絡む 疎水結合などの話も分子の高次構造の話 この「駆け足」では生命現象のことを頭に置きながら、「表面張…
こちらから シャボン玉の数理のこと 条件を与えられたときに、シャボン玉が最適解を実現する 生物で言えばSwarm intelligence的な(こちら)(というよりは熱力学的な、か)。いずれにせよ、「かく乱」があれば、最適に行きつくし、「かく乱」がなければ局所解に…