2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

データの整形・変形パッケージ

reshapeパッケージと言うのがある 大きく2つの働きでできている melt系 cast系 melt系 データフレーム、行列・アレイ、リストのように、カテゴリ(のセット)があって、それに帰属する値があるときに 「カテゴリ(のセット)」と値の組のにしてくれる やってみ…

Time series handling

Time series 時系列? Pair of Time & Values 時刻と値のペア Fixed interval vs. Varied interval 固定間隔 対 不定間隔 Make a time series data. 時系列データ # time n.t <- 100 my.time <- 1:n.t # There are three variables x,y phi <- 0.1 x <- cos(…

生物学における数学〜推敲後

ピュアな数学者に、考えているところの「生物学における数学」を説明するとしたらどうするかを考える 生物個体はStochasticな現象を階層的にコンパートメント化した上で、時間発展する系であり、その系は相当厳格に状態空間上の経路が定まっている 生物個体…

生物学における数学

ピュアな数学者に、考えているところの「生物学における数学」を説明するとしたらどうするかを考える 「生物とは」 「生物」が作る「数学的な取り扱いを受けるべき時空間」について 「(古典的)物理的存在」としての「時空間」 「量子物理学レベル」の系、少…

作用素環

作用素環というのがあるらしい。日経サイエンスにインタビュー記事。記事に3秒、目をやっただけで好きなことがわかった 京大の先生 Wiki 作用素環入門〈1〉関数解析とフォン・ノイマン環作者: 生西明夫,中神祥臣出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/04/2…

複比の一般化

複比と2変量常微分方程式の関係がだいたいわかったので、さて、一般化しようと思ったら、思わぬ障害が… 複比の一般化はまだあまり舗装されていないらしい… そもそも複比の英単語はcross ratioでそのWiki記事はこの程度 測地カレントとかパラケーラー構造と…

複比数列から常微分方程式の逆演算

2変量常微分方程式が射影幾何を通じて複比を保存する数列を生じることを昨日の記事で示した 今日は、複比を満足する数列からその常微分方程式を逆演算したい 複比数列の両端収束値を、数列から複比を求め(推定し)る これにより幾何的射影変換図の3つの点が…

複比数列から元の常微分方程式を逆演算する

検算〜2変量常微分方程式と複比の関係

適当に行列を作ってやってみる my.matrix.eigen <- function(lambdas,vs){ Vs <- t(t(vs) * lambdas) Vs %*% solve(vs) } exp.m <- function(A,n){ # 固有値分解 eigen.out<-eigen(A) # P=V,P^{-1}=U V<-eigen.out[[2]] U<-solve(V) B<-diag(exp(eigen.out[[…

2変量常微分方程式と複比の関係

2変量の常微分方程式があって、2変数の時間変化が2つのベクトルを軸としてその2軸のそれぞれに指数関数の係数を与えた和で表されるとき、そのy=1平面への射影に複比保存が表れるのだが、それの「証明」というか、ひたすらな式変形で納得するためのメモ …

複比のメモ

射影変換によって直線状の4点(P,S,R,Q)間の距離に関して「複比」が保存される が保存される 複比を保存しながら点を並べていったときの値の列xについて複比を計算したいとき my.doubleratio <- function(x){ if(!is.matrix(x)){ x <- matrix(x,nrow=length(…

3. Path Curves in One and Two Dimenstions その2 ぱらぱらめくる『The Vortex of Life』

昨日の記事で2次元平面に「栗」を描いた この記事はその続き 栗をパラメタライズして一般化する 3つの固有値を(k3+D,k3+D+d,k3)とする 今、d=0のとき、栗の頭と尻は相互に対称になって、「楕円」になる dを小さい値にしておくと栗というより卵になる d=0,0…

ぱらぱらめくる『The Vortex of Life』その2

3. Path Curves in One and Two Dimenstions ぱらぱらめくる『The Vortex of Life』

1次元空間での射影変換は、第2次元の座標を加えてやって、2次元空間の点とした上で、線形変換をして1次元空間に戻してやる 不動点があるかどうか、その数が2個か1個か0個かは変換行列が決める その具合により、Growth measure(成長尺、不動点が2個)…

1. Concerning 'Whole' and 'Straight' ぱらぱらめくる『The Vortex of Life』

1. Concerning 'Whole' and 'Straight' 生物の理解のために「全体」を見よう 「まっすぐ」で理解する。「まっすぐ」な世界には、点、直線、平面…があり、線形代数がある。そしてそういうまっすぐなものは、変数は1乗であって、複数の変数の積は許さない。 (…

ぱらぱらめくる『The Vortex of Life』

The Vortex of Life: Nature's Patterns in Space And Time作者: Lawrence Edwards出版社/メーカー: Floris Books発売日: 2006/07/30メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る 目次 1. Concerning 'Whole' and 'Straight' 2. Straightness…

ぱらぱらめくる『The Vortex of Life』

射影変換、次元を上げる〜ぱらぱらめくる『射影幾何学入門〜生物の形態と数学〜

射影幾何学入門―生物の形態と数学作者: 丹羽敏雄出版社/メーカー: 実教出版発売日: 2001/11/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (4件) を見る 昨日の最後の記事は、1次元の射影直線での射影変換 2次元に広げよう 無限遠を入…

ぱらぱらめくる『射影幾何学入門』〜続き

形態形成へ〜ぱらぱらめくる『射影幾何学入門〜生物の形態と数学〜

準備ができたので、射影変換を繰り返そう ある点がある(超)平面上にあって、そこから1回、射影変換して、もとの(超)平面に戻る、ついで、戻ったところからもう一度射影変換をして戻ってくる、それを繰り返す 1回の射影変換には、写像する(超)平面と、行っ…

ぱらぱらめくる『射影幾何学入門〜生物の形態と数学〜

射影幾何学入門―生物の形態と数学作者: 丹羽敏雄出版社/メーカー: 実教出版発売日: 2001/11/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (4件) を見る ユークリッド幾何は、長さが大事。平行線が交わらないことも大事 射影幾何は長さは…

射影変換〜ぱらぱらめくる『射影幾何学入門〜生物の形態と数学〜

座標の取り方をいじるとぐっと簡単になるのでそうする 斉次座標という 1次元の座標を、2つの数値を使ってで表す という関係にする の点は無限遠点になる 2次元の点もをとする。次元が上がっても同様 この斉次座標を使うと、射影直線による射影変換が とな…

ぱらぱらめくる『射影幾何学入門』

木グラフの流量計算

木グラフがあって、そこに確率質量分布があるとする 木グラフは不変で、別の確率質量分布に変化したとする どのエッジをどれだけのフローがあったかを計算するには、エッジ数xエッジ数(ノード数ー1の二乗)の正方行列を用いた連立方程式の解で出す library(…

木グラフの流量計算

Fibonacciらせん

Rの練習のための勉強会での話題 フィボナッチ数列は1,1,2,3,5,8,...というやつで f(1)=1,f(2)=1,f(n)=f(n-1)+f(n-2);n>2というルールの漸化式で決まる整数列 そのルールを使うと、こんならせんが描ける そこには、フィボナッチ数を1辺の長さとする正方形に…

ぱらぱらめくる『ルベーグ積分30講』

ルベーグ積分30講 (数学30講シリーズ)作者: 志賀浩二出版社/メーカー: 朝倉書店発売日: 1990/09/01メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (26件) を見る こちらで本も読まずにWiki記事だけでルベーグ測度・積分について自分なりに言葉にして…