非可換幾何

非可換幾何:ペンローズタイリングと非可換トーラス葉層との関係

ryamada.hatenadiary.jp こちらの記事などで、ペンローズタイリングが01列を使って表現され、ペンローズタイリングを納めた空間の非可換幾何の話を書いた 非可換幾何の題材として、もう一つよく見るのが、非可換トーラスである。非可換トーラスについてはこ…

ペンローズタイリングからの非可換幾何

この記事では、ペンローズタイリングを例に、非可換幾何の道具立ての流れをなるべく簡潔に示し、その各ステップを理解するための周辺知識は後回しにすることを目指す ペンローズタイリングは、あるタイプのタイリング(敷き詰め)パターンの集合。幾何学的で…

ペンローズタイリングから非可換幾何へ

こちらの記事でペンローズタイリングを0,1の列で表現すること、個々のペンローズタイリングには、たくさんの0,1列が対応するので、ペンローズタイリングのすべてを納めた空間は、0,1の列全体の空間を、「同一のタイリングに対応する0,1列を同一視」した空間…

ペンローズタイリングを数列表現すること、そして非可換幾何へ

ペンローズタイリングというのは、こういうタイリングのこと ja.wikipedia.org 規則的なようで微妙に不規則なタイリング 不規則なので、同じか違うかを考えたくなる 異同を考えたくなるが、図のままだと扱いにくい 数列に対応付けられるよ、という話がある …

非可換トーラスのメモ

英文サイト Wikipedia_Eng 日本語サイト 作用素環から入って、非可換トーラスを登場させる日本語文書 英文 shift and clock その2

幾何って何? Noncommutative Geometry

Noncommutative Geometry(Alain Connes)のPDF 非可換幾何って本当にさっぱりわからないけれど、一応、PDFへのリンクを残す 何がわからないかの1番の根っこは「幾何学とは何か」が全くもって曖昧なままであること、もしくは、「形のこと」と言うように考えて…

ぱらぱらめくる『量子統計力学の数理』

量子統計力学の数理 [ 新井朝雄 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 物理学ショップ: 楽天ブックス価格: 5,184円 超、ぱらぱらめくることにする はっきり言って、全部解りたいわけではない 量子力学が使う代数的確率変数と、その行列的取り…

「代数」「幾何」のためのメモ

こちらで非可換幾何学の本をぱらぱらめくっている 多様体・空間・幾何を可換/非可換代数と結びつける話なのだが、K-理論の辺りで、どうにもわからなくなる どうにもわからない、というのは、出てくる術語の一つ一つがどういうことだったのかがわからないし、…

2 非可換幾何学入門 ぱらぱらめくる『非可換幾何学入門』

この章の目的は、以下を示すこと 古典的な空間概念の定式化は、集合Xおよび、Xと実数直線Rとの関係から始められた 実解析学において、そのやり方には限界がある 空間XとRとの関係の場合分け(とそれに登場する古典的概念) 可測空間 位相空間 可微分多様体 距…

1 序論 ぱらぱらめくる『非可換幾何学入門』

空間と幾何って言ったら、ふつう、「広がりがある〜隣関係がわかる」ものを対象にし(位相幾何)、そこに「長さとか面積とか言った「測りもの(測度)」がある。この「測りもの」をするには、微分形式(この方向には、こういう具合で長さを測るよ)を張り付ける 以…

はじめに ぱらぱらめくる『非可換幾何学入門』

代数幾何は、『幾何学的な空間と可換環論との関係をあきらかに』した(代数幾何は、××=0が幾何学的オブジェクトを表していることを意味していて、その=0の等式を解くことが代数幾何とする。その等式を解くときの代数構造が可換環) 本書は、(実解析学の範疇で)…

ぱらぱらめくる『非可換幾何学入門』

非可換幾何学入門作者: A.コンヌ,丸山文綱出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/08/27メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 関連記事 この本に関するメモ 量子力学における抽象と具体 目次 はじめに 第1章 序論 第2章 非可…

ぱらぱらめくる『幾何学への新しい視点 不確定性と非可換時空』

幾何学への新しい視点―不確定性と非可換時空 (幾何学をみる)作者: 大森英樹出版社/メーカー: 遊星社発売日: 2008/10/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 目次 はじめに 1章 矢や永久に進めない? 2章 水平線って見えるん…