2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

手を動かそう

ゴールデンウィークに入ります。今年は、天気が不安定です。「上空の寒気が」ということが多く、水分で重い色の黒っぽい雲がなかなか消えません。そうはいってもさすがに日差しは力強く、力強すぎて紫外線がきついです。年末は寒い、寒いときに大掃除するの…

取引

こちらから 取引についての勉強会。こちらやこちらに記事を書いた 後者の記事では、一般化する方向で考えた 簡潔に考えるには「一般化」と「純化」の2方向が良いわけなので、「純化〜制約を厳しく」して考えてみる この世に2人しかいなくて、取引を続ける…

マネーゲームと「浮動」

数学ガール 乱択編

数学ガール/乱択アルゴリズム結城 浩ソフトバンククリエイティブ発売日:2011-03-02ブクログでレビューを見る» こちらで乱数のことをやっている。乱数やら、その周辺のことやらはかなり難しい 難しいけれど、鳥瞰することは大事。細かいことがわかっても、…

方向の一般化

こちらで「取引」という2者間の行為を考えた。 取引が大勢で行われるとき、その取引の全体を考えていくに当たり、 2者間の取引の並びで考える(同時に2つ以上の取引は起こらない)ことができる(勉強会での本の例) 者間の取引を導入する 2者間の取引が(同時…

勉強会を対象化する

こちらから こんな(第1、第2、第3)勉強会をしている ある本の第1、第2、第3章である この「章の列」を対象化するとどんな風に見えるだろうか 1,2,3という順序がある 順序があるものを、要素としてとらえれば、(1),(2),(3),(1,2),(2,3),(3,1),(1,2…

メモ

こちらから ベッドルームで群論を。第3章 経済活動をミクロな「取引」とマクロな富の個人分布の変遷という視点から考える ミクロな現象を取扱いやすいようにモデル化する マクロな状態を構成要素の属性の分布で捕捉する ミクロとマクロとでとらえようとする…

ラプラシアン

こちらの続き #k 次元立方格子 k<-2 P<-4 A<-expand.grid(rep(list(1:P),k)) N<-length(A[,1]) M2<-matrix(0,N,N) for(i in 1:N){ for(j in 1:N){ tmp<-A[i,]-A[j,] if(sum(tmp^2)==1){ M2[i,j]<-1 } } } M2 image(M2) # ラプラシアンの作成 d<-apply(M2,1,s…

k次元格子のグラフとラプラシアン

『何か題材はないですか?』

こんなヒトがいたらどうするか? コンピュータが使えるとよいだろうと思う 数理処理に興味がある(もしくはないわけではない) プログラミングに手を出してみたけれど、長続きしなかった 今度、2,3か月を使ってみたい プログラムを組む「言語」と「題材」を…

メモ

こちらから ベッドルームで群論を。第2章 疑似乱数の利用と生成 真の乱数と疑似乱数 Rの疑似乱数発生にメルセンヌ=ツイスターがデフォルトになっていることの仕組み 自然現象は乱数を生成できるか サイコロは完璧ではないだろう 原子核崩壊は「完璧」なのだ…

グラフのラプラシアン

こちらで2次元・3次元、その他の拡散を扱っている。それと関係する話し 数学セミナー 2011年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2011/04/12メディア: 雑誌 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る 数学セミナー5月号の記事『線形…

グラフのラプラシアン

パウル・クレー展@京都

パウル・クレー 強皮症を患った画家 京都市立美術館でパウル・クレー展開催中。京大関係者(その他の数多い大学関係者も)は団体割引扱い こんな絵 いにしえの響き-パウル・クレーの絵のように-アーティスト: 加古隆出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャ…

1次元の尺度

こちらで扱っていること(1次元のことと多次元のことをつなぐ)の、その基礎 距離(Wiki) 距離空間(Wiki) バナッハ空間(Wiki) 順序・全順序・半順序(Wiki) 全順序ではないための問題(アロウの不可能性定理)(こちらにPDF資料) 全順序の定義がないことを「不…

まん丸な牛(→こちら)で考えるために

こちらに大学1年生向けの輪読会についてのコメントを書いた こちらに大学院1年生向けの輪読会についてのコメントを書いた さて、「ベッドルームで群論を」を読む会は、この流れで行くと、どういう輪読会なのだろうか? 初回の参加者のノートはこちらとこち…

面に色を付けてわかりやすくする

昨日の続き k<-3 t1<-acos(0.9) t2<-acos(0.2) CategoryVectorFull<-function(k){ tmp<-CategoryVector(k) tmp2<-NULL n<-length(tmp[,1]) for(i in 1:(n-1)){ for(j in (i+1):n){ x<-(tmp[i,]-tmp[j,]) tmp2<-rbind(tmp2,c(x),c(-x)) } } tmp2<-tmp2/sqrt(s…

多面体の面の色を塗り分けよう

凸多面体

角座標とデカルト座標を行き来する関数2つ(→こちら) 角座標を格子的に与えて、プロットすることで球面に規則的な点を打とう sphereパッケージが必要(こちら) EularAngleGrid<-function(k,d){ x<-seq(from=0,to=1,length.out=d) xs<-as.matrix(expand.grid(r…

角格子座標と凸多面体をRで描くこと

メモ

ベッドルームで群論を(こちらから) 学生さんは自由に発想できる可能性がある若さを持つ 数学は「型」 「型」を純化してある 「型」にはまらなくていい 「型」を利用して納得するよすがにすればよいのでは ベッドのマットは直方体 マットの置き方は有限通り …

60度か直角か

正単体は正三角形を多次元に貼り合わせて作る 正三角形を構成する3辺のうちの2辺は60度の角をなす ある辺とその辺自身とのなす角は0度 三角形を構成しない辺同士は直交する k個の頂点を持つk-1正単体 辺の数は 原点から、正単体の辺のベクトルをとる 辺の…

正単体格子

k次元立方格子は、相互に直交するk個の単位ベクトルを用いて(ただしは整数)が格子点を表す 似たようなことなので、k次元空間にある、頂点数k+1の正単体の頂点ベクトルを用いて、正単体格子の格子点の座標を表そう (ただしは整数)は、格子点である 立方格子と…

オブジェクト、クラス、メソッドを取り扱う関数

色々、準備してある。それぞれ、ヘルプ記事を出して確認すればよい 関数"hoge()"の場合は"help(hoge)"、そうでない場合は、ヘルプ記事を"help(hage)"せよ、という意味("help(Methods)"のMetohdsがhage) "typeof()" "str()" "ls.str()" : 全要素に"str()"を適…

ヘルプ関係

help(help) help(help.search) 参考(こちら)

返り値を抽出する

Rの関数は色々な情報を返してくる その中のある値を使って次の処理をしたい、ということはよくある が、不勉強だったために、どうやって、その「使いたい値」を取り出せばよいのかがわからず困ることがあった そのために、こんな調べものをした "typeof()"関…

新たにオブジェクトを作る

昨日の記事で、Rのオブジェクトの基本仕様を確認した その中で、基本仕様外のオブジェクトとしてhashについて触れた それは、hashによる値参照はプログラミングでは基本的な仕組みだから さてhashパッケージを使って、hashというオブジェクトがどのように導…

データの納め方と参照の仕方4

Index 添え字 Rの添え字操作用の演算子一覧 x[i] x[i, j] x[[i]] x[[i, j]] x$a x$"a" "[i]" はi番目の要素を取り出す "[v]"のようにベクトルvを与えることができる "[m]"のように行列mを与えることができる このときは、1行ごとに行列・アレイのdimension…

データの納め方と参照の仕方3

Attributes Attributesの種類 Names Dimensions Dimnames Time series attributes Names 「値」は「値」と「その名前」のペアで納められる。「その名前」なしでも納められる Dimensions ベクトル・リストにはDimensionはない Dimensionsを付けて、行列・アレ…

データの納め方と参照の仕方2

データを納めるオブジェクト ベクトルとリスト 普通のベクトル(atomic vector)と一般化したしたベクトル(リスト) すべての要素が同様のデータ型であればatomic vector 異なる要素であればリスト 行列・アレイ ベクトル・リストにdim attributeを与えたもの …