集合

要素判定

ある重複を許す集合が2つ(x,y)があるときに、xのうちyの要素であるものを取り出したいとする Rのsetsパッケージを使ってもよいけれど、こういうこと? x <- sample(1:4,10,replace=TRUE) y <- sample(1:4,2) x y which(apply((outer(x,y,"==")),1,any)) x <…

自分のイントロ ぱらぱらめくる『論理学をつくる』

論理学をつくる作者: 戸田山和久出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2000/10/10メディア: 単行本購入: 27人 クリック: 330回この商品を含むブログ (108件) を見る これを『ぱらぱらめくる』ことへのイントロ こちらやこちらで知識をグラフ・ハイパー…

知識の仕組み

"Listは再帰性を特徴とするデータ構造"という話からの「脱線」話題 知識を考える。こちらのように 切り口がいろいろあるのだが、この記事ではこんな風に考えてみることにする 知識はこれ以上小さくできないという「要素」が個あるものとする 個の要素の亜集…

リスト

こちらで、リストの特徴は、「再帰的」である、と習った 再帰性を使うと、フラクタル的な何物かをハンドリングできるし、組合せで言ったら、複雑に入り組んだ集合の属・単体で言ったらファセットとか、知識グラフであればサブグラフとか、をうまい具合にハン…

BDD/ZDD

日本語総説はこちら 組合せ発散に対する、この方法の効果はこちらの動画と実行例コードで BDD:binary decision diagram 個の2分岐がの場合を作る。それを表したのが二分決定木(binary decision tree) BDDは二分決定木を簡略したグラフ の3分岐の「○、×」が…

分割数とフラクタル

こちらで単体とか複体とかをやっている ある意味では、これは「分割」の方法の幾何的表現 そこに入れ子を作って、配列の時間発展則を考えたい 以下の話は、非常に興味深い 数学セミナーの2012年11月号に「分割数とフラクタル」という記事がある 数学セミナー…

ファジィマルチ集合をカスタマイズしよう

要素の一致の取り方をカスタマイズできる 要素の表示順のつけ方をカスタマイズできる 要素の一致に関する注意 Rには、一致をとる関数に"identical()"と"match()"、"all.equal()"がある > match(1,1L) [1] 1 > match(1,"1") [1] 1 > match("1",1L) [1] 1 > al…

ファジィマルチ集合の論理演算

論理演算は集合の『本質』 Fuzzy logic 色々なものが定義されている(以下がfuzzy_logic()でオプション選択できる定義一覧) "Zadeh" Zadeh's logic with T = \min and S = \max. Note that the minimum t-norm, also known as the Gödel t-norm, is the point…

ファジィマルチ集合

一昨日の記事でRのパッケージsetsのことを書き、そのパッケージは普通の集合(普遍集合)だけでなく、「一般化」「拡張」できるとコメントした ファジィマルチ集合の演算ができる ファジィマルチ集合はこちらにあるように 『要素の重複を許すことができる』 『…

setsパッケージの拡張

setsパッケージは"generalized sets", "fuzzy sets"なるものも扱えるようになっている なおかつ、setsパッケージを使って「拡張」した集合定義を作れるように設計してあるという 有性生殖のメンデル遺伝演算がこの「拡張」で定義できるかもしれないと(「拡張…

setsパッケージ

setsパッケージの解説文書(こちら) 薀蓄 集合は大事 JAVA, C++では扱える(ADTsというデータ型)、Pascal,Pythonは集合用のデータ型を持つ 要素探索を逐次チェックをしたりすると集合演算は遅いので、そうならない実装が大事 Mathematica,MATLAB,Rでは標準装備…

図を作る

アメリカ人類遺伝学会のメモはこちらにするとして、お絵かきネタまではそちらに書かなくてもよいので、こちらのブログに ベン図というのがあります。集合の図です。 3群までのベン図は簡単 学会では4群、5群が簡単そうに描かれていました Rに関数があるは…