正単体格子
- k次元立方格子は、相互に直交するk個の単位ベクトルを用いて(ただしは整数)が格子点を表す
- 似たようなことなので、k次元空間にある、頂点数k+1の正単体の頂点ベクトルを用いて、正単体格子の格子点の座標を表そう
- (ただしは整数)は、格子点である
- 立方格子と異なるのはと格子点とか1対1対応ではなく、1つの格子点に複数のが対応し得ることである
- したがって、座標系とするには、その重複を排除するような条件付けをする必要があり、それができれば、1対1対応の座標系として適当となる
- ちょっと違うけれど、「タイル張り」と似たような点もある
- 正単体頂点ベクトルの特徴は
- したがって、は、がすべてのについて言えるとき、同じ点に対応する
- このことは、をに対応させることで実現できる
- 付帯的なこと
- 上記のようにして一意性をとると、のk+1個の要素のうち、最低1個の要素は0である
- また、は非負
- Barycentric coordinateに関係する(Wiki)