メモ
- こちらから
- ベッドルームで群論を。第3章
- 経済活動をミクロな「取引」とマクロな富の個人分布の変遷という視点から考える
- ミクロな現象を取扱いやすいようにモデル化する
- マクロな状態を構成要素の属性の分布で捕捉する
- ミクロとマクロとでとらえようとする「世界」を定義する
- ミクロの構成要素を単純化する
- ミクロの構成要素の挙動を単純化する
- ミクロの構成要素の挙動を単純化した上で、検討可能なようにパラメタで条件付けする
- マクロな挙動の観察尺度を決める
- ミクロの挙動モデルを条件づけるパラメタとマクロな挙動の観察尺度との関係を考える
- ミクロな挙動の可逆・不可逆
- マクロな挙動の定常性・非定常性
- さて、ミクロな挙動の「取引」は
- 富の移動が「富者」から「貧者」へ行く確率が0.5であるようなモデル2つでは、マクロな挙動のうち、富量の分布が安定する場合と安定せずに、富の集中が起きる場合がるという
- 「富者」から「貧者」への富の移動が0.5ではなくても、「富者」が「貧者」へ全財産を渡す可能性もがある2つのモデルでは、富量の分布が安定するようだ、という
- さて、富の分布が安定するのはどういうときなのだろう
- 拡散という現象を考える
- 「取引」的な拡散とすると、たくさんの小部屋があって、そのすべての小部屋のペアの間で拡散が起きうる、という状況が、この章での経済活動のモデルである
- いわゆる「拡散」では、AからBとBからAへの富量の異動は、それぞれA,Bの富量に比例するという場合である