2017-07-21 ぱらぱらめくる『抽象代数の歴史』 ぱらぱらめくるシリーズ 代数 抽象代数 群 環 体 抽象代数の歴史作者: I.クライナー,齋藤 正彦出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2011/04/20メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を見る 目次 序 第1章 古典代数の歴史 第2章 群論の歴史 第3章 環論の歴史 第4章 体論の歴史 第5章 線形代数の歴史 第6章 エミー・ネーターと抽象代数の創設 第7章 抽象代数を歴史的に考える授業の例示 第8章 大数学者六人の伝記 細目次 序 第1章 古典代数の歴史 古代の代数学 ギリシャ アル=フワリズミ 3次および4次の方程式 3次方程式と複素数 代数的記号:ヴィエートとデカルト 方程式論と代数学の基本定理 記号代数 第2章 群論の歴史 群論の源泉(古典代数、整数論、幾何学、解析学) <<特化された>>群の理論の発展(置換群、アーベル群(可換群)、変換群) 群論の抽象化のはじまり 抽象群概念の基礎固め;抽象群論の夜明け 群論の発展方向の分岐 第3章 環論の歴史 非可換環論(超複素系列の例、分類、構造) 可換環論(代数的整数論、代数幾何、不変式論) エミー・ネーターとエミール・アルテイン 結び 第4章 体論の歴史 ガロワ理論 代数的整数論(デデキントの思想、クロネッカーの思想、デデキント対クロネッカー) 代数幾何(代数関数体、有理関数体) 合同性 記号代数 体の抽象的定義 ヘンゼルのp進数 シュタイニッツ シュタイニッツ以降の瞥見 第5章 線形代数の歴史 1次方程式 行列式 行列と線形変換 線形独立性・基底・次元 ベクトル空間 第6章 エミー・ネーターと抽象代数の創設 不変式論 可換代数 非可換代数と表現論 非可換代数の可換代数への応用 ネーターの遺産 第7章 抽象代数を歴史的に考える授業の例示 なぜか? の整数解はなにか? 定規とコンパスだけで60°を三等分することができるか? を根号で解くことができるか? 「パパ、三つ組どうしの掛け算はできたの?」 授業についての一般的注意 第8章 大数学者六人の伝記 アーサー・ケイリー(不等式、群、行列、幾何学、結語) リャルト・デデキント(代数的数、実数、自然数、その他の業績、結語) エヴァリスト・ガロワ(数学、政治、決闘、遺書、結語) カール・フリードリヒ・ガウス(整数論、微分幾何・確率論・統計学、日記、結語) ウィリアヌ・オウワン・ハミルトン(光学、力学、複素数、代数学の基礎、四元数、結語) エミー・ネーター(幼少期、大学時代、ゲッティンゲン、教師としてのネーター、ブリンモー、結語)