• 超幾何関数はいろんな関数を表せる一般表現
    • ガウスの超幾何関数は超幾何微分方程式x(1-x)\frac{d^2y}{dx^2} + (\gamma - (\alpha + \beta +1) x) \frac{dy}{dx} - \alpha \beta y = 0で定義される1変数の超越関数
      • なんでこんな変な微分方程式?という向きにはこちらの冒頭
      • そんなこと書かれてもイメージわかないし!、というときのためのグラフこちら
    • こちらにかいつまんで書いてある(かいつままれすぎて、最初に読むのがこの記事ではつらいが、Ikuro氏の長文を読んで(わからないなりに)見晴らしが良くなってから返ってくると、「かいつまんである」ことが良くわかる
  • 微分方程式の2つの解の比を考えて、代数関数かどうかを調べる(こちら)
    • この解の比をとるところが「射影幾何」的
    • 代数関数かどうかを調べるときに、対称性・有限群を使う
    • 『モノドロミー群が有限群ならば超幾何関数は代数関数である』
    • 楕円幾何・ユークリッド幾何・双曲幾何とも繋がって行く
    • 超幾何関数の挙動は、それを積分形式で表すときに用いる「被積分関数」によって特徴づけられるが、それを見ると、(0,1,1/x,無限遠)の4点を「分岐点」とすることがわかるのだが、この「4点」を『複比を作る4点』ということと結びつけて考えると、「微分方程式の2つの解の比」が複比保存とつながって行く
      • 4点による「配位空間」である、と表現するのだが、これを一般化していくと射影直線におけるn点での配位空間とか、射影平面におけるn点の配位空間とか、という発展をする
    • ついで「不変量」というのが関数の形で出てくる
      • 不変量は入れ替えても変わらない、という意味で、「入れ替え〜対称性」つながりで群論へ、「変わらずに保つ」ということで保形関数とかにつながる(らしい)
  • この分野は、結局「射影微分幾何」という分野らしく、そのスライド
  • 射影微分幾何を線形合同微分方程式とのつながりで書かれたPDF(こちら)
  • 以下のリンクは以前の記事の再掲になるが