用語の由来
- 群環体がどうしてそういう用語で呼ばれるのかは、わかりにくい
- 調べものをすると、同様の疑問が散見される
- わかり易い答えはない
- 参考→数学用語の初出カタログ
- さて、自分が今、名前を付ける立場だったら、なんと呼ぶことにするだろうか?
- その用語は、1.導入的な例を想起しやすく、2.発展した概念と通じるものであることが望ましく、1.と2.との片方を満足させることしか無理なら・・・1.を優先するのが(自分にとって)親切か。
- 上からの用語
- 「代数的構造」の「類」と「種」でID化する(DK.1.3 " Daisuu-Kouzou,Rui=1,Shu=3")のような感じで、「類」と「種」についての定義を与えるというのは一つの方法。結局これがわかり易い?
- 下からの用語
- 「(演算で閉じた)仲間だ」という意味合いを込めるのが「群環体」の呼称の起源なので(らしいので)、いわゆる四則演算の存否・可否だけで考えられる定義について、名は体を表す的な用語にするのが適当か(でも、それは結局、込み入った事項が邪魔をし始めて、投げ出す結果になる…か)