点周期変化も反応拡散系も多変数関数の時間(偏)微分

  • こちらから、反応拡散系の話がこのように出て、それは、複数の変数の偏微分方程式の話でした
  • この話題では、対象は空間中を拡散したり「反応」して増減したりしつつ時間変化しています
  • 変数Y=(y_1,y_2,...)が空間x\in R^nと時間tの関数で、y_i(x,t)と表せて、Yx,tの関数であって、偏微分方程式がその『様態』を決めています
  • 一方、こちらで、多変数が相互に作用を及ぼし合いながら、周期的な変化をする話をしてきましたが、そこでは、空間は1点で考えていて、そこに周期的変化が出ることについてみています。
  • Y=(y_1,y_2,...)が空間x\in R^0(1点)と時間tの関数で、y_i(t)と表せてYtの関数であって、偏微分方程式がその『様態』を決めています
  • 複素数行列M=V\Sigma V*が推移行列でした。この推移行列では、時間tの推移がM^t=(V\Sigma V*)^t=V (\Sigma)^t V*で表され、\Sigmaにのみtが入ります。
  • X(t)=M^t X(0)を時間の変数tで偏微分すれば、1次の多変数関数の偏微分方程式になります
  • 両者を組み合わせると、より複雑な時空間変化が描けそうです