4つのベクトルの余弦での関係 by RY

  • 今日、3x3行列と1x3、3x1行列(ベクトル)のことをひとしきり考えた。そのうちの一部について。
  • 今、4つの3次元ベクトル u,v p,q を考える。
  • いずれも、単位ベクトルである。
  • p,qは3成分がすべて正という制限があり、u,vについては何かしらの制約がある可能性があるが、それが詰められていない。
  • \cos (\theta_{u,p}) \times  \cos (\theta_{v,q}) - \cos (\theta_{u,q}) \times \cos (\theta_{v,p})=0がその4ベクトルの間の制約(だったと思う)。
  • ただし\theta_{x,y}は、x,yのなす角とする。
  • このような関係にある4ベクトルは、3次元空間でどのような幾何的な関係にあるのか
  • また、そのときにB=u \times t(v)なる3x3行列はどのような行列でA=B-t(B)なる行列はどういう制約を持つのか。
  • Aとp,qとの関係はなんなのか
  • これが、3つの手同士で行う勝敗ゲームの得点差を定義するらしい
  • つづき by RY
  • A=B-t(B)の第(i,j)成分はu_i v_j-u_j v_i。今、u,vが作る平面をxy平面とする座標に置き換えて考えるとu=(\cos(t_u),\sin(t_u),0),v=(\cos(t_v),\sin(t_v),0)と置ける。このときu_i v_j -u_j v_i成分は(y,z),(z,x),(x,y)成分の順で(0,0,\sin(t_v-t_u))となる。これは、u,vが作る面に垂直で、長さが\sin(t_v-t_u)なるベクトルである。
  • Aの対角成分の上の成分3個からなる次のようなベクトルC=(A(2,3),A(3,1),A(1,2))を考える。これは、u,vが成す面に垂直で、長さが\sin(\theta)のベクトルである。ただし、\thetau,nの成す角
  • ここで、A,Cのセルの値について等倍することに意味がないとすれば、Cのノルムを1にするもよし、u,vのノルムを1にしたときのCのノルムをそのまま用いるもよし、どちらも、「標準化」したことになっている。より簡単にするために、Cのノルムを1とすることにする
  • 4つのベクトルp,q,u,vの関係を考えることが、3つのベクトルp,q,Cを考えることに置き換えられた
  • 元々の問題設定は、(p,u),(p,v),(q,u),(q,v)が成す角の関係であったが、同じAを作るu,vに関して、\cos (\theta_{u,p}) \times  \cos (\theta_{v,q}) - \cos (\theta_{u,q}) \times \cos (\theta_{v,p})=0は等しいはずであるから、この関係は、(p,C),(q,C)の成す角のみで決まるのではなかろうか。
  • pAt(q)=0\cos (\theta_{u,p}) \times  \cos (\theta_{v,q}) - \cos (\theta_{u,q}) \times \cos (\theta_{v,p})=0の由来であったので、AをCの成分で表して、再度、制約を表し直すこととする
  • C_3(p_1q_2-p_2q_1)-C_2(p_3q_1-p_1q_3)+C_3(p_1q_2-p_2q_1)=0になろうか・・・
  • これは、Cの第2成分を負に変えたベクトルC'=(C_1,-C_2,C_3)p,q外積ベクトルとの内積になっている・・・
  • C'で第2成分が反転させる必要があった点が、なにかしら、怪しげだけれども、大まかには、A,u,v,p,qの3次元座標での関係はわかったように思われる
  • C'p,q外積ベクトルと直交するということは、C'p,qの成す面上にあるということと同じ
  • 要するに、C'Aを決める基本ベクトルであって、p,q,C'が同一平面上にあるときにpAt(q)=0となる。これは、x+y+z=1なるディリクレ平面に直線として現れる