2012-01-01から1年間の記事一覧

メモ

今日のMIKU 統計学基礎の勉強会で「思ったより珍しいこと」の例としてバースデイパラドクス(こちら)を扱ったので、その流れで、階乗とガンマ関数について少し勉強 ついでにRのソース書きも ガンマ関数とって…参照 また、走化性に鑑み、以下を議論 生物の観測…

感動するための数学

こちらに桜井進氏のインタビュー記事がある 引用させていただこう 『大学生になると数学を学ばなくなります。数学ができる子は理学部や工学部に入るけれど、そこでは数学は道具でしかない。授業も限定され、おもしろさの追求はできません。でも、ぼくが数学…

BDD/ZDD

日本語総説はこちら 組合せ発散に対する、この方法の効果はこちらの動画と実行例コードで BDD:binary decision diagram 個の2分岐がの場合を作る。それを表したのが二分決定木(binary decision tree) BDDは二分決定木を簡略したグラフ の3分岐の「○、×」が…

メモ

今日のMIKU(こちら) テンソルの定義について ベクトル空間が和とスカラー倍の通用する世界であるのに対して、内積も定義した制約のあるベクトル空間で考えることがテンソルには必要 どういう演算が通用するかという観点から、先週の代数の話とつながる 直交…

マクロファージとか樹状細胞とか

マクロファージ・樹状細胞の絵を描きたい せっかくならRで描いてみよう 細胞は3次元だが、絵を描くときは2次元。細胞周縁はぐるりと回って戻ってきたときに、半径と傾きが一致していれば「つながる」 やり方1 ただ単に、ランダムにする 三角関数を使う 多…

Pseudopodのある細胞を描く

メモ

例 の係数はのうち、2回は、残り回はなので [tex:=\frac{1}{n^2}\sum_{i=1}^n *1x_i^2 - \sum_{i \ne j}(2(n-1)\times 2-2\times (n-2))x_ix_j] 例 [tex:*2^2]からは が、 [tex:*3^2]からは が、 [tex:*4^2]からも が出てくるので [tex:*5x_1^2]が得られる…

高校生の発表を知る

堀川高校探究基礎研究発表というのがあったそうだ 要旨集をめくってみると、いろいろなテーマがある。どれも興味深い。どうやって筋道を立てて、どうやって、人とその真偽判断を共有するか、という視点なのだろう。 言語・文学ゼミ(14発表) 文学作品の構造解…

メモ

今日の話題(こちら) 二項演算と集合と代数的構造と群こと 医学生物学論文を読んで、そのモデルと仮説と検証実験系を読みだす作業のこと 反応拡散系と化学量論解析と、一様と無限小空間と無限大拡散係数、コンパートメントモデルと拡散係数の位置依存性のこと…

複体の場合の数

n個の要素があって、そのすべてが1つ以上の単体に属するものとして、何通りの複体が存在するかを考えてみる のときはの1通り のときはの2通り のときは,,,,の9通り のときは、114通りらしい のときは、『とても多い』らしい 何かうまい計算方法はないのだ…

ただのメモ

グラフGの上にサブグラフsを置く。サブグラフ上の走査とグラフ全体の走査との効率に値を与えるための仕組みは? グラフにおけるトポロジカル・インデックスの計算が漸化式化することと、グラフで表現した複体・部分集合に定める演算とに共通項がある? 演算…

2章 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』その2

毛虫グラフを描く library(igraph) n <- 8 ke <- sample(1:5,n,replace=TRUE) e.l <- NULL for(i in 2:n){ e.l <- rbind(e.l, c(i-1,i)) } v.id <- n+1 for(i in 1:n){ for(j in 1:ke[i]){ e.l <- rbind(e.l, c(i,v.id)) v.id <- v.id +1 } } g <- graph.edg…

1章 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』その2

トポロジカル・インデックス: フィボナッチ数からピタゴラスの三角形までをつなぐ新しい数学作者: 細矢治夫出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2012/08/20メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る フィボナッチ数…

7章 トポロジカル・インデックスのさらなる展開 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』

収束の少し遅い数列 芋づる式の解 ヘロンの三角形

6章 ピタゴラスの三角形とトポロジカル・インデックス 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』

ピタゴラスの三角形 ピタゴラスの定理 既約ピタゴラスの三角形 互いに素 既約・準既約 拡張既約ピタゴラス三角形 ピタゴラスの三角形の戸籍・系統分類 芯グラフ バーニングとホールの行列 野蛮で大胆な推論と厳密な証明・理論のほころびの繕い作業 ケイリー-…

5章 ディオファントスの不定方程式とトポロジカル・インデックス 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』

ユークリッドの互除法 最大公約数 剰余 商 変数変換 カッシーニの等式 広義の グラフの分割 分割公式 数論

4章 ペル方程式とトポロジカル・インデックス 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』

連分数展開 不定方程式 ペル方程式 整数解 無限循環連分数 鏡映対称な数列 連分多項式 ディオファントスの不定方程式 解の振る舞い 突然発狂したような振る舞い アルゴリズム 対数 フェルマーの無限降下法 数論 必要条件 必要十分条件 部分グラフ間に成立す…

3章 非木グラフとトポロジカル・インデックス 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』

単環グラフ ルカ三角形 変型二項係数 n次元の世界の原子の原子起動の角度部分の縮合度 量子力学 シュレーディンガー方程式 マッチング多項式 組合せの集合(ザックス・グラフ) ザックスの定理 グラフのスペクトル 特性多項式の零点 オイラーの定理 正多面体グ…

2章 グラフ理論とトポロジカル・インデックス 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』

グラフ理論 頂点・辺 集合 空グラフ 隣接 向き 無向単純グラフ 連結グラフ 経路グラフ 星グラフ 木グラフ 非木グラフ 櫛グラフ 単環グラフ 歯車グラフ 完全グラフ 添え字 毛虫グラフ 中心点 埋め込み 直鎖経路グラフ 非隣接数 z-数え上げ多項式 組合せ論 パ…

1章 基本となる数列と多項式 駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』

数列 多項式 フィボナッチ数 ルカ数 ウサギの増殖問題 黄金比 漸化式 第i項 フィボナッチ数・ルカ数・ペル数・ペル-ルカ数 複数の定義 場合の数 パターン ドミノ タイリング グラフ理論 マッチング 1因子の問題 不飽和共役炭化水素 ケクレ(Kekule)構造式 2…

駆け足で読む『トポロジカル・インデックス』

トポロジカル・インデックス: フィボナッチ数からピタゴラスの三角形までをつなぐ新しい数学作者: 細矢治夫出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2012/08/20メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る トポロジカル・…

メモ

今日は 部分集合が作る群とその演算 確率変数の定義とボレル、シグマ完全加法族 ラグランジュ方程式(関連) DNAの電気泳動の指数性とモデル化(関連)(ゲル・ゾルと「つながり」) 反応拡散系(こちら)

n進法とフラクタル

昨日の続き n進法というのは、整数に関する再帰処理であって、フラクタル的に表すことができる、というのが昨日の話 2進法での値をフラクタル的に表す別方法を考えてみよう という値は、k個の要素を持つ集合のべき集合の要素の数( これらの包含順序関係は…

フラクタルとn進法 その2

n進法とフラクタル

前の記事で、分割数は進体と関係していて、それはフラクタルにつながるということを書いた また「複素進法」というものも定義できることが分かった これらから得られる「進法」の意味とは、次のようになる ユニットがある(n進法なら1、複素進法なら複素数) …

分割数とフラクタル

こちらで単体とか複体とかをやっている ある意味では、これは「分割」の方法の幾何的表現 そこに入れ子を作って、配列の時間発展則を考えたい 以下の話は、非常に興味深い 数学セミナーの2012年11月号に「分割数とフラクタル」という記事がある 数学セミナー…

分割数とフラクタルとn進法

平方根

こちらに興味深い逸話がある 「平方根とは、二乗してある値になる値」のことで 「根号」はそのような値のうちの「正の方」を指すのだと言う(こちら) だとすると、根号は「平方根には正負の二つになる」という前提があって初めて定義できる、ということになる…

再帰でも速い

こちらにフィボナッチ数列の発生を再帰関数で作る実験をしている 再帰関数がどのような「遅さ」をもたらすかの実験なので、関数自体はシンプル Rでべたに書くと fibR <- function(seq) { if (seq == 0) return(0); if (seq == 1) return(1); return (fibR(se…

Rは好きだ、

R

こちら(『Rは好きだ、しかし…』)から 「Rはブッシュナイフ」 ブッシュナイフというのは使ったことがないが、「やぶこき」用、ということだろう。庭をいじるときの、普通のスコップのようなものだろう ああして、こうして、こうしたら、こうなるんじゃない?…