平方根
- こちらに興味深い逸話がある
- 「平方根とは、二乗してある値になる値」のことで
- 「根号」はそのような値のうちの「正の方」を指すのだと言う(こちら)
- だとすると、根号は「平方根には正負の二つになる」という前提があって初めて定義できる、ということになる
- 「正負」で話がつく、というのが正しいのかどうかわからないとき、そのような定義の記法(根号)を定めることにはどういう意味があるのだろうか(そも、意味は存在するだろうか?)
- 「正負」で話がつく、ことがわかってから「根号」を用いた記法が定着したのだろう
- 逆に言えば、「f(4)」なる関数fを「平方根を定める関数」とした上で、それにいくつの値が対応するのか、わかっていない、という立場からスタートするのがよいのだろう
- 虚数を入れたり、四元数を入れたりしたら、どうするか、とか
- 一種の「逆問題」
- 仮説空間の全体についての知識がない場合、もしくは、仮説空間の全体を把握していることに関して懐疑的な場合(医学推論とか)の逆問題の場合に、どうするか、とか、限定した情報での尤度比判断と情報を増やしたときの尤度比判断とかとも関係する話