ぱらぱらめくる『コンピュータは数学者になれるのか?』

  • 目次
    • 1 数学者を作ろう
    • 2 対角線上に追い詰めろ
    • 3 計算よ停まれ!
    • 4 NPの壁
    • 5 活き活きした証明
    • 6 対角線に向かう未来
  • 強調されている用語を列挙し、どういう本なのかの概要を掴む
  • 1 数学者を作ろう
    • 数学者は証明する
    • 証明は言語により記述される
    • 推論規則ならなる。公理も推論規則の一部
    • 自然数が出発点
    • 真偽
    • 真は見つかる、偽は確定しないことがある
    • 数学者とは形式系
    • 形式系を構成する要素としての、帰納法再帰関数、ペアノ算術
    • 集合の力。集合の集合という階層化
    • 矛盾への対応としての型理論
    • メタ数学と形式系
  • 2 対角線論法
    • 対角線論法、可算と連続体
    • 計算課題〜自然数表現
    • 「無矛盾仮定の下で、○○である」を証明する
  • 3 計算の停止
    • 整列集合
    • 数学の無矛盾性と計算の停止性の関係
    • 証明とは代数的:論理を形式化することで、証明が抽象代数になった・・・?
  • 4 NP
  • 5 活き活きとした証明
    • カリー・ハワード対応:「証明はプログラムである」
    • ラムダ関数:「人間が紙と鉛筆を使って計算する物理的プロセスを抽象化→チューリング機械」。「(数学者が)関数を作ったり使ったりする数学的プロセスを抽象化→ラムダ計算」
    • 関数型プログラミング言語で言うところの、簡約、正規化、関数合成
    • 証明図をラムダ項で表せば、「証明はプログラムである」となる
    • 証明図の対応としてのプログラムは「100%正しい」:構成的プログラミング