聴覚とその他の感覚と、感覚器に適した情報提示法としての統計学と情報処理パーツとしての数学

  • 聴覚情報は1次元
  • 音色は周波数の異なる波の複合として表現される
  • 耳は入ってくる聴覚情報を周波数ごとに反応する・しないがわかれるパーツでのシグナルに変換するが、これはフーリエ変換(周波数変換そのもの)
  • 参考:こちら
  • 1次感覚器がフーリエ変換しなくても、2次・それ以降の次でフーリエ変換する回路を持っておくことはそれほど難しいことではないだろうから、感覚情報はフーリエ変換されていることと思われる
  • もしくは、それが「役に立つ」というフィードバックをすればフーリエ変換用回路が構成されるだけのキャパシティを持つのが脳神経系
  • グラフに描いたりするというのは、そしてそれが意味を持つと感じられる、というのは、フーリエ変換(等の情報スペクトル分解)をするためにデータを整理する意味合いがあるとともに、それを脳内フーリエ変換回路につなぐ・そのような回路を持っている、ということと対応づいているのだろう
  • そうすると、「ぱっと見て」パターンが読めない、けれど計算機を使うとパターン・スペクトル抽出ができる、というのは、トレーニング・フィードバックが不足している、感覚器の読み取り特性に合致させた提示の仕方になっていない、ということなのだろう
  • 統計学はそんな「データ提示を感覚器向けにすること」に大きな意味があり、特に、「ビジュアル化」の部分はそんな仕事がメインとも言える
  • 数学(+論理学)は、神経回路側に、処理するときに便利なサブルーチンを用意してくれている