7. テータ関数と保型関数 駆け足で読む『数学をいかに使うか』

  • 駆け足で読む『数学をいかに使うか』の目次はこちら
  • 正則でない楕円関数を正則な関数の積で表すやりかたとしてヤコビのテータ関数が登場
  • 本の流れとしては、複素関数によって説明される楕円関数とその関連関数としてのテータ関数、そしてモジュラー関数の説明がこの章の前半
  • ついで、その他の複素関数から続く関数論の特殊関数へと展開される
  • 「○○なときにfを\Gammaに関するモジュラー関数と言う」
  • 「○○なときに、××を満足するようなfを\Gammaに関する保型関数と言う
    • 両者の違いは、前者が離散(整数係数)、後者が連続(実数(複素数?)係数)
  • 特殊関数の説明には、群論の説明が付随して、解析と代数とが並走した書き方になっている