3D構造の数理解析

  • Mathematical Analysis Techniques of Frontal Sinus Morphology, with Emphasis on Homoという論文にみる、解析手法を眺めてみる
  • 面積・体積計算:flood-filling 法 (Wikipedia記事)(ITKでFloodfilling) (Rで書かれた関数)
    • 体積の時間変化のモデル化:シグモイドカーブV(t) = V_{\infty} \frac{1}{1+\alpha e^{-rt}}
    • 断面積の時間変化も同様にシグモイドカーブでモデル化:A(t)=K\frac{1}{1+\alpha e^{-rt}}
  • 断面周縁のFourier Descriptors
    • flood-filled領域の重心を原点とする
    • 周縁をピクセル正方形の外周を用いて多角形とする
    • 重心からの角座標を考えることとし、等間隔角整数座標(\frac{2 \pi}{180}とか)をとり、外周多角形頂点のうちその角度方向に一番近いものを採用する。こうすることで、ほぼ等角間隔方向の頂点からなる多角形に近似される。さらにちょうど等角間隔方向の座標を線形補間で近似する
    • 等角間隔座標になったので、各方向の半径を角座標の関数と見て、離散フーリエ展開ができる
    • 強スペクトルのみに絞って逆フーリエすればスムージングできて、残差も計算できる
  • SVDでスムージング
    • 複数サンプルがあれば、複数の等角間隔半径データが得られる。それを長方形型行列と見てSVD(singular value decomposition)すると、複数サンプルの共通形の取り出しになる。サンプルの数の対角成分が得られる。これは、「サンプルの平均形」というようなものであり、スムージングもされた形になる。そこからのずれがサンプル特有の「残差」となる
  • フラクタル次元
  • PCM(Percoration Cluster Model)でフラクタル図形