ぱらぱらめくる『動きを理解するコンピュータ 時空間表現の計算言語学

動きを理解するコンピュータ 時空間表現の計算言語学

動きを理解するコンピュータ 時空間表現の計算言語学

  • 自然言語が行う動き表現をコンピュータ言語に書き直すための諸課題についての本
  • 目次
    • 1 動きを理解するコンピュータ
    • 2 動きはどのように言語表現されるのか
    • 3 空間と時間の概念
    • 4 動きの記述方式
    • 5 意味のタグ付け
    • 6 応用と今後の見通し
  • 1 動きを理解するコンピュータ
    • 時間と空間、対称、相互位置関係、絶対位置関係
    • 理解する、とは
  • 2 動きはどのように言語表現されるのか
    • 基本
      • 対象物(点、点の集合、領域、直線)
      • 物体の特徴(凸、凹、その他の形状制約)
      • 基本的関係(トポロジー、方向、距離)
      • 合成関係(トポロジカルな距離、トポロジカルな方向、方向を持った距離)
    • 領域接続計算法(RCC-8):2つの対象物の基本的関係
      • 接触
      • 境界線同士が接する
      • 一部分だけ重なる
      • 完全に重なる
      • AがBの中にあり、境界線同士が接する
      • AがBの中にあり、非接触
      • BがAの中にあり、境界線同士が接する
      • AがBの中にあり、非接触
    • 動きを表す単語(動詞)とその引数構造・意味役割選択
    • 動き
      • 位置の移動を含む出来事・状況
      • 移動の影響を受ける物体
      • 移動が経由する領域
      • 経路上の決められた点や領域
      • 移動が発生する媒体
    • RCC-8を基本とする静的な空間記述
    • 方向・距離情報の付加
  • 3 空間と時間の概念
    • 凸包が「外形」を与える
    • 開集合・閉集合、閉包を持ち込む
    • 区間算法 interval calculus