代数学へのイントロ
- 昨日の記事の続き(最後に残った「代数学」)
- どうして医学・生物学のために代数学?という質問に答えるためにどうしたらよいかを考えている
- 代数学は、本当に広く、結局は「代数学的にアプローチするという気持ち」は「数学的な気持ち」のかなり大きな部分であって、それと「医学・生物学」をつなげるってことは、「数学的に医学・生物学にアプローチするとは、どういうことか」という非常に抽象的な話になるのが、難しいことの第1点
- 難しいことの第2点は、代数学が膨大で、しかも、(医学・生物学に)利用したい部分は、数学的に面白いことが多いらしく、非常に大きい〜言い方を変えると、「簡単に言うと」と説明しようとしたときに肥大化しすぎていること
- そして、そんなことを思いながら、その質問に「端的に」答えようとしている自分が、結局よくわかっていないことが、第0点
- そんな3つの大きな問題があるけれど、でも、やはり、医学・生物学が数学化・抽象化していく流れは止まらない(その理由は、知識の積み上げだけに飽き足らない人が明らかに増えていることや、数学が求めている実在が物理(や化学)から生物学、もしくは生物学的現象(多様性・複雑性)にシフトしていることの2点だろうか)ので、無理は承知で、大学1年生あたりを照準にして、イントロを書いてみる。
- 第0版はこちら
- 『代数学への助走:医学・生物学のために』