『同じ』こと
- こちらから
- 同じことには、「(比べて)等しい」ことと「同一である」こと
- Rの関数としてはこちら
- 比べないで「これぞこれ」というID、ラベル付けをすることで担保されるID
- 比較することで「一致」を確認すること
- IDがあるものは「これぞこれ」なので、その実体(内部)が変化していても、IDは変わらない
- IDは、入れ替わる(GVHDとか)
- IDが取れるということは、「一つの席」を争って、ただ一つが生き残るための仕組みを用意することとも言える
- 逆に、「唯一」にしない仕組みは本当にあるのだろうか?
- 神経ネットワークでは「完全な祖」はなく、本当に相互並列的になっているのだろうか?
- 粘菌(変形菌)のような、並列コンピュータ的仕組みには、「唯一の祖」はないのだろうか?それとも、「唯一の祖」が必要になったときには、だれもが「祖」になり得るように作られていて、「祖」は一つしかできないような仕組みになっているのか?
- IDのあるものが寄せ集まってIDのあるものができあがるときには、IDを持つものの集合とその組み立て方が同一であるときに、複合体のIDが確認できる
- 古典力学ではなくて量子力学の世界になると、IDの基本である「ある時、ある場所を占めるものはひとつ」という原則も破れる
- このときのIDはどのようにとるのか
- 分布が同一であるかでIDがとれるのか?(とれない)
- 発想を変えてみよう
- 「等しい」というのは、ある基準で比較して、「許容限度内の違い」しかないこと、としてもよさそうだ
- 「同一」というのは、「分布関数が同じ」、としてもよさそうだ
- このようにすると「AとB」が等しくて「BとC」が等しくても「AとC」は等しくなくできる
- このようにすると複数の何かが周期的に量を変化させるような場合で、その時刻が特定できないようなとき、そんな何かのセットはみな「同一」な何か(の構成要素)となるのでは
- こんな風にすると「時間的周期セット」「空間的周期セット」をそれらを要素とする「同一性の確保できるもの」として「アイテム」化して実体化できるのでは
- 実体化してしまえば、その内訳・構成要素のことを忘れて取り扱うことができる(許される?)