2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

発散しないARIMA

昨日の記事で、ARIMAモデルのarパラメタa1,a2,...は、の根のすべての絶対値が1より大であること、と書き、それを満足するようなarパラメタを生成することを書いた この多項式の意味は何? n=1の場合 は累加しても0周辺だから無視すれば なる関係にあるときに…

根から多項式を作る

こちらやこちらで、ARIMAをやっている ARIMAモデルでは、再帰フィルタを用いて、autocorrelation integratedを扱うが、その場合は、再帰度が上がるにつれ、数列発散が起きる それを避けるために、再帰フィルタベクトルの値の大まかな制限が以下で与えられる …

ARIMA〜時系列データ解析をやってみる

ARIMA: Autoregressive, Integrated and Moving Average, 自己回帰和分移動平均 ARIMAは、「次」の値が、「今」の値に、何か「時間によらないルールで決まる値」を加えて決まるような和分過程(Integrated process)を解析する枠組み 「次」が「今」と「時間に…

時系列データオブジェクトとautocorrelation/autocovariance〜時系列データ解析をやってみる

時系列解析用オブジェクト time-series objectは、等時間間隔データ # 時刻情報を付与した1000 x 3 行列ができる w <- ts(X5$X[1,,]) # p個のパラメタ、n.stepの時刻数 summary(w) > summary(w) Series 1 Series 2 Series 3 Min. :-11.1124 Min. :-11.5762 M…

データの生成〜時系列データ解析をやってみる

参考書は、前記事でリンクさせていただいたブログ記事と カオス時系列解析の基礎と応用作者: 池口徹,小室元政,山田泰司,合原一幸出版社/メーカー: 産業図書発売日: 2000/11/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (6件) を見るラン…

時系列データ解析のためのメモ

ムシの飛行などの話も出てきたけれど(昨日)、そろそろ、「ちゃんとした時系列解析」へ そのためのネットの調べもの そもそもの時系列解析イントロ ARIMA STANを使ってトレンド解析(1) STANを使ってトレンド解析(2) Anomaly検出(Twitter) 説明変数のあるロー…

ARIMA

acf()はauto-correlationの関数 out.acf <- acf(w) acf()関数を、3次元のホワイトノイズデータにかけると、下図のように横軸0のところにピークが出て、それ以外は有意ライン(青線)未満のバーが立つ(対角線パネル)。非対角線パネルは、3シリーズの相互関係を…

フィルタリング・畳み込み・累積畳み込み・時系列データの平滑化

平滑化の一般的な手法として、Hanning filterを掛ける畳み込みをやってみる c(1,2,1)/4 なるフィルタを使った畳み込みを実行するフィルタリング関数Han() を作り、それによる畳み込み平滑化。convolve()は高速フーリエ変換を使っている。 n <- length(w[,1])…

虫が部屋の中を回り続けること

部屋にハエとかハチとかが入ってくると、飽きもせずにブーンと回り続けることがよくある(というかいつもそう) どうしてか(理由というよりは、いかにして) 部屋という制約空間(その内側にしか存在できない) その中で、運動ベクトルがランダムに変わる ただし…

酔歩、中心のある酔歩、有限範囲の酔歩、なめらかな酔歩

無限空間酔歩 格子酔歩 p=1,2,...任意次元の格子の酔歩は基本 正規乱数酔歩 一歩の方向を連続値とし、歩幅も連続量とする酔歩も基本 中心を持つ酔歩 無限空間酔歩は、平均位置こそ原点だが、位置の分散はどんどん大きくなる 中心を持つ酔歩では、ある点に束…

酔歩@多次元球面

単位球面上の点から、ランダムに方向を選んで、球面上の位置を変える 方向に関して、単位球が存在している空間に関するランダムな方向ベクトルを定め、その方向に指定角だけ移動することにする かなり制約がきつい酔歩だけれど、次元が少し上がると、どこに…

pythonでDiscrete Exterior Calculus(1)

このパッケージ説明文書を読んでみる pythonパッケージはこちら その第1回 冒頭PDFのpp1-11 1 Introduction 2 Overview of PyDEC 3 Simplicial Complex Representation 4 Regular Cube Complex Representation 5 RipsComplex Representation 6 Abstract Sim…

Haskellでお絵描き

以下のようなファイルを">"もつけたまま、"DiagramsTutorial.lhs"という名前で適当な場所に保存して、 > {-# LANGUAGE NoMonomorphismRestriction #-} > > import Diagrams.Prelude > import Diagrams.Backend.SVG.CmdLine > > main = mainWith (circle 1 ::…

隠しファイル

Mac

Macに慣れつつHaskellをいじる、という2面作戦実行中 二重苦なので結構、ストレスです まず、パッケージとかが隠しフォルダ化してあって、どこに本体があるやら、わからない(ターミナルを使えばよいのですが…) こちらにあるように、ターミナルを使ってフ…

こちら 1,2,3,4,5と5要素あったときに、2,3,1,5,4と入れ替えたとすると、1->2->3->1と4->5->4とからできていると考えて、(1,2,3)(4,5)と言う表記をすることができる また、1は2に、2は3に、3は1に、という意味で(1,2),(2,3),(3,1),(4,5),(5,4)と書くことも…

グラフ理論

まずは、ブログの最初にある、k次元超立方グラフ(こちら) module Main (main) where import Math.Combinatorics.Graph main = print $ q 2 Gのあとに、二つのリストがあって、第一のリストはベクトル型、第二のリストは、長さ2のベクトルのリスト。第一のリ…

タイプ作成を中心に

昨日の記事の通り、開発環境を使って参照を簡単にした上で、数学的な諸々のHaskellでの記述方法を眺めていくことにする

HaskellForMathsパッケージを使ってみる

こちらに"Haskell for Maths"なるブログがあって、"HaskellForMaths"なるパッケージをHackageに置いている人がいる きっと、Haskellの数学親和性に興味があって書いたり作ったりしている人だろうから、このパッケージを使うことを目的にHaskellの練習をして…

隠れている

HaskellForMathsなるパッケージをとってきて使おうと思った cabalでインストールできた。たしかにローカルPCにあるし、leksahのModuleペインにも見えている $ cabal install HaskellForMaths インストールはファイルの在処まで行って、Setup.hsでもやってみ…

HaskellForMaths パッケージ

Leksah ハスケル用開発環境を使ってみる

こちらからダウンロードしてインストールする(マック用は安定している古めのものがよいらしいというウェブ記事もあったので一代前のを入れることにする)。結構重い とにかくインストールして起動してみる いきなり、サンプルパッケージのためのmain関数のあ…

Leksah ハスケル用のIDE 開発環境