気になるのは残塁数
- 今、出塁せず、1塁打、2塁打が1イニングあたり、何回出るかをシミュレーションすることにする
- それぞれの回数をで表す
- 1イニングの終了はが決める
- ホーム帰還者も、延々と、「第23塁」とかに居ると仮定すれば、塁に出ている人数はで表される
- 得点は、4以上の塁にいる人数(塁に出ている人数から、1,2,3塁に居る人数を引いた値)になる
- 1塁打は、塁の埋まり方を決めるにあたって、「空白塁」を作らない
- 2塁打は、「1塁分の空白」を作る
- 3塁打は、「2連続空白」を作る
- 4塁打は、「3連続空白」を作る
- したがって、空白塁の総数はで計算できる。
- 全塁打の並べ方は、ある
- 今、イニング終了時の残塁のことだけを考えれば、最後の数人の塁打パターンのみを考えれば、その残塁数は数えられる
- たとえば、ならば、残塁数は0
- たとえば、ならば、残塁数は3
- たとえば、ならば、その並べ方は4通りあって、112,121,211,、で、残塁数は2
- この場合分けはちょっと面倒くさいが、所詮3個のお土産を、5人に配る配り方しかないので、なんとかなる
- お土産配りのようにすべてのパターンを網羅しない方法もある
- 最後から2番目(最後のバッターはアウト)のバッターが4以上塁打のとき、その前の塁打パターンによらず、残塁は0
- 最後から2番目のバッターが3塁打のとき、その前の塁打パターンによらず、残塁は1
- 最後から2番目のバッターが2塁打のときは、3塁の残塁の具合について(1個の塁の埋まり方について)のみ、最後から3番目以前のバッターたちの塁打パターンについて、検討すればよい。
- 最後から2番目のバッターが1塁打のとき、2,3塁(2個の塁に関する埋まり方を最後から3番目以前について検討すればよい)
- 最後から2番目のバッターが0塁打のとき、1、2,3塁(2個の塁に関する埋まり方を最後から3番目以前について検討すればよい)
- ここで見たように、1,2,3個の塁の埋まり方について、検討する、という作業があるので、検討するべき塁数に関して一般化した処理を考えておくと、すべての処理が1つの方法で終えられることになる