発散しないARIMA

  • 昨日の記事で、ARIMAモデルのarパラメタa1,a2,...は、1-a1 x - a2 x^2 - ... = 0の根のすべての絶対値が1より大であること、と書き、それを満足するようなarパラメタを生成することを書いた
  • この多項式の意味は何?
  • n=1の場合
    • y(t+1) = \alpha y(t) + \epsilon
    • \epsilonは累加しても0周辺だから無視すれば
    • y(t+1) = \alpha y(t)なる関係にあるときにy(t)が発散しなければよい
    • それは|\alpha| < 1
  • n=2の場合
    • y(t+2) = a_1 y(t+1) + a_2 y(t)
    • これを書き換えて
    • (y(t+2) + s y(t+1)) = \alpha (y(t+1) + s y(t))という漸化式で発散しないためには\alphaの絶対値が1未満
    • a_1 = \alpha -s,a_2 = \alpha sであるから
    • a_2 = \alpha (\alpha -a_1)となり
    • \alpha^2=a_1 \alpha + a_2となる
    • ここで\beta = \frac{1}{\alpha}とおけば|\beta| > 1であって
    • \frac{1}{\beta^2}= \frac{1}{\beta}(\frac{1}{\beta}a_1 + a_2)
    • 1=\beta a_1 + \beta^2 a_2
    • これは、1-a_1 x - a_2 x^2=0なる方程式の根の絶対値が1より大という意味
  • n>2もこれの一般化でできる(はず)