ぱらぱらめくる『素数が香り、形がきこえる-目でみる2次形式』英語版
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- 日本語版の本
- 二次形式について考える
- 整数係数二次形式は格子とみなせる
- 例えばなる整数係数二次形式は
- なる相互に線形独立な2つのベクトルを取ることにより、と表される整数係数ベクトルは、が定める格子を指定する
- このとき二次形式は格子点に整数を与える関数になっている
- この格子点とその値を定める二次形式は、基底の取り方を変え、それに合わせて二次形式の係数を変えて、別の関数表現にすることができる
- しかしながら、格子点のパターンとその上の値が同じならば、同値とみなすことができる
- したがって、異なる二次形式関数が同じ格子パターン・値分布に対応することとなる
- このように、基底の取り方によらな格子パターン・値分布について考えたい
- また、二次形式はと、行列表現ができる
- Equivalentな二次形式における、基底の変換による二次関数係数の変化は, なる変換行列があったとき、なる関係があり
- なので
- という関係がある
- このように二次形式は行列表現すると、その行列式が二次形式のequivalentと関係する
- Topotreeを描いてみる