6 The Laplacian またしても、ぱらぱらめくる『Discrete Differential Geometry: An Applied Introduction』

  • ラプラシアンと、ラプラシアンを用いた微分方程式であるポアソン方程式について。そしてのその離散版について
  • スカラー場があって、その微分をしてベクトル場にして、そのベクトル場のdivergenceを取ってスカラー場と作りたい
  • 微分形式を使うにしろ使わないにしろ、「やりたいこと」はスカラー場情報が離散的に与えられているときに、それ(とメッシュの情報(位置・つながり具合・曲率・法線方向など))を使って、局所にラプラシアンの結果であるところの離散的スカラー場を返すような演算子を離散的に構成したい
  • 6.1 Basic Properties
  • 6.2 Discretization via FEM
  • 6.3 Discretization via DEC
    • 6.2,6.3とも結局同じ答えになる
  • 6.4 Meshes and Matrices
    • 頂点と辺との関係、辺と三角形の関係、頂点と三角形の関係が非正方0,1行列となりつつ、三角形のcotangentなどを使って、行列サイズは大きいながら、単純かつ疎な大行列の線形代数で表せることが示せる
    • Cotan-Laplace operatorの離散版
  • 6.5 The Poisson Equation
    • Cotan-Laplace operatorにより局所のラプラシアンが計算できる
    • 結果、三次元オブジェクトの表面にラプラシアンスカラー場を表示できる。凹凸具合の視覚化の一方法である
    • 三角メッシュデータの取り扱いにhalf-edge formと言うのがある
  • 6.6 Implicit Mean Curvature Flow
    • このCotan-Laplaceオペレータを使えば、任意の離散スカラー場が出せるから、埋め込みのラプラシアンが平均曲率であることを利用して、平均曲率のスムージングをすることもできる