ぱらぱらめくる『Random Fields and Geometry』
Random Fields and Geometry (Springer Monographs in Mathematics)
- 作者: R. J. Adler,Jonathan E. Taylor
- 出版社/メーカー: Springer
- 発売日: 2010/02/12
- メディア: ペーパーバック
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- Preface 何が、どういう構成で書いてあるか
- 最終目標は、画像データなど、ランダム性が現れる多次元データのデータマイニングをすることで、そのための道具立てを理解すること
- 3パート構成
- 1 Gaussian Processes と Random Fields
- 2 Differential Geometry and Integral Geometry
- 3 Random Fields の Geometry
- 1 Gaussian Processes と Random Fields
- Random Fieldsの基礎
- 必ずしも、書いてあること全部が第3パートに必要なわけではない。
- Stationarity(定常)は大事
- 2 Geometry
- 3 Geometry of Random Fields
- 滑らかな空間に滑らかなベクトル場(これがRandom Fields)が存在しているときに、それを「等高線」で切り取ったものが、"excursion sets"
- このexcursion setsがは「形」を持っているが、これを幾何的に取り扱うという話
- Lipschitz-Killing curvature,Riemannian metric, Minkowski-like functional Gauss measureとかで定義される式に集約される、という
- そして、Rice's formulaによって、excursion setsをなす「等高線」が何回Random fieldsをよぎるかの期待値の算出ができれば点推定・区間推定ができたことになるということが示される、という
- このexcursion setsというのは、本の表紙に現れている2つの絵でわかる。1つ目の絵は、2次元空間に値が作る山並がの様子。2つ目の絵は、それをある等高線で切り取ったexcursion setの図。2次元空間も山並も滑らかだけれど、切り取られたexcursion setは滑らかなところとそうでないところがある。このexcursion setの形やら面積やらを扱いましょうという話
- 結局、prefaceを読んだら、『だいたいわかった!』ようだ。prefaceの最後にも、「理論抜きで応用したければ、応用編へゴー」と書いてあるので、応用編に行ってみよう→こちら