python,pyDev,pyDEC〜3次元画像のために

  • 資料はこちら
    • 簡単に言うと「3次元描図をするのに、外微分(EC:Exterior Calculus)の概念を使うと便利。平滑化・パラメタ表現・面上のベクトル場と言った基本処理が数行で表せるから。単純なポアソン方程式を解くと言ったことをすることになる。特に、外微分だけだと連続なのだが、コンピュータで扱うには(観測データを扱うには)、離散点を扱いつつ、補間をする必要があり、それが"DISCRETE" exterior calculus(DEC)
  • DECはpythonpyDECとして実装されている
  • というわけでインストールして数行を叩いたことがあるだけのpythonにpyDECを入れて試してみることにする
  • まずは環境設定
  • EclipseにpyDevというのを入れるのが良いらしいということで、そこから
    • EclipseこちらEclipse standardを。Eclipseは9年前にJavaを始めたときにお世話になって以来、久しぶり。
    • 久々過ぎて、最近変更したノートPCにはjavaJREJDKも入ってなかったので、それを入れるところから(こちらこちら)
      • JREだけでよいかと思ったらJDKも必要だった(?)
  • pyDevのインストール
    • EclipseのHelpメニューの "Install New Software..." を選択
    • Work with: に"http://pydev.org/updates"と入れると選択可能なものが現れるので、ひとまず両方選択することにする

。あとは言われるがままに使用条件を許諾して再起動させる

    • PyDevが選択肢にあることを確認し(選択する)

  • EclipseでpyDevを使う
    • New projectを選び、そこからPyDev->PyDev Projectを選ぶ


    • 作ろうとするとinterpreterがわからない、というメッセージで止まるので、以下の画面で、中断の青いクリッカブルをクリックするとインタープリタ(PC上のpythonのもろもろのこと)を手動設定・自動検出・その他、で選場せられるので、『自動検出(でダメだったら手動に戻ってくればいいや)』ということで、成功

  • pyDevでpython
    • 新しくパッケージを作ると、ソースフォルダとかができるらしいのだが、できてない!
    • のでsrcフォルダを作って、test.pyなるファイルを作ってやる
    • もう、この辺りは、「適当にあれやこれや」やってみればできる。それがeclipse(など)のよいところ。パッケージ名を右クリックしたら、作れそうなので、フォルダとファイルをそれぞれ作成
    • そのうえで、からのtest.pyに、以下のように、適当にお絵かきソースを見つけてコピーペーストさせてもらう
    • test.pyをクリックして、緑の→ボタンを押す
    • お絵かき、終了!


import pylab as pl
import numpy as np

X = np.linspace(-np.pi, np.pi, 256, endpoint=True)
C, S = np.cos(X), np.sin(X)

pl.plot(X, C)
pl.plot(X, S)

pl.show()
# Non-members may check out a read-only working copy anonymously over HTTP.
svn checkout http://pydec.googlecode.com/svn/trunk/ pydec-read-only
      • と書いてあって、よくわからないが、何やらURLにあるらしい。ちなみにその"http://pydec.googlecode.com/svn/trunk/"に行けば、ディレクトリツリーごとあるけど、これをどうやってダウンロードするのやら…と思っていると、"Subversion repository may be accessed using many different client programs and plug-ins"とか、書いてあって、Subversion repositoryとか、そういう機構に乗っからないといけないらしいことがわかる。TortoiseSNVなるsubversionハンドルツールがあるらしいのでダウンロード
    • 使い方は、インストールして、起動する。そうすると、メッセージが出て「適当にフォルダを決めてそれを右クリックするとメニューが出るよ」とのことだったので"SVN checkout"というメニューを選ぶ
    • そうすると、ディレクトリ構成ごと「だーっ」とファイルがローカルにコピーされる。ツリー構造ごととってくるものだとわかる

    • pythonは、「必要なものをとってきて」「setup.py」を実行する(Cだとmakeする、みたいな)ものらしいことは、こちらで確認(このサイト、いいなー。こういう、世の中の敷居を低くしてくれる記事には、10年(以上)、本当にお世話になってます)
    • 色々あるけど、「結局は"python setup.py install"ってやればいい」んですよね。でも、その「結局こうすればいい」というところにおとなしく落ち着くまでに、いろいろプロセスが必要で…
    • このコマンドを打つと

  • pyDECを使う
    • このpyDECをsetupする前に、
import pyDEC
    • と書くと、「エラー」として赤くハイライトされていたものが
    • 今や、黄色い三角で「このパッケージ、使われていないよ」というのに変わりました

    • まずEclipseでpyDECを使う前に、コマンドでやってみる
      • ダウンロードしてきた中に、Examplesがいくつかあるので、そのうちのDancyFlowのフォルダに移動し、そこで以下のコマンドを打つと、きちんと描図される

python driver.py
    • これを、Eclipseの作業プロジェクトにコピーペーストして(実行パイソンファイルであるdriver.pyと、読み込みデータファイルであるtriangles.txt,vertices.txtの3ファイルをコピーペースト)、driver.pyをクリック・ハイライトして「緑の実行ボタン」、で、描図に成功、と。

  • 実行環境は整ったので、さて、使いましょう、と使えるかどうか、ここからが正念場