ぱらぱらめくる『クヌース本4.0』
- 作者: Donald E. Knuth,和田英一
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
- 組合せ問題
- パターンを考えて、次の5つのことを問題にする(ことが多い)
- (1)存在:そのパターンに合う配置Xはあるか(Satisfiability(SAT),Boolean Satisfiability)
- (2)構成:あるなら、Xはすぐに見つかるか
- (3)数え上げ:配置Xは何通りあるか
- (4)生成:配置X1,X2,...を規則的にたどれるか
- (5)最適化:目的関数fが与えられたとき、f(X)を最大または最小にする配置は何か
- 実用世界では、このほかに
- パターンを考えて、次の5つのことを問題にする(ことが多い)
- グラフ代数
- こちらでまとめ直し
- ハイパーグラフへの拡張
- ハイパーエッジを複数のノードの組(複数のノードをつなぐもの)とする。また、このつなぐノードの個数をr個にそろえたようなハイパーグラフをr-uniformハイパーグラフを称することとする。このとき、普通のグラフはそのハイパーエッジのすべてが2個のノードをつないでいるから、r-uniform ハイパーエッジである
- Hypergraph visualization
- ハイパーグラフとネットワーク解析
- 被覆と独立はグラフ・ハイパーグラフで考えられる
- 0と1
- 2変数の作る4通りに関する真偽は通りのこと
- n変数の作るに関する真偽は通りに対応する
- 多重線形表現(multilinear representation)とか排他的標準形(exclusive normal form)というような一意的表現を持つ
- のような式
- 多重線形表現(multilinear representation)とか排他的標準形(exclusive normal form)というような一意的表現を持つ
- PLA: Programmable logic array は計算機チップが持つ、1つ以上の加法標準形を計算する構造的単位
- 充足可能性問題というのがあるそうだ(こちら)
- この問題を解くのは確かに大変そうだ
- だけれど、この問題の答を「予測」するという作業は日々(外れている可能性が高いかもしれないが)やっているように思う。さて、どうやっている?
- 場合分けで解くのが不適当なパズルを「解けた!」という感じで解いているときのようなことに(不正確だが)対応しているようにも思える
- 囲碁の「手筋」の選び方もこんな感じか
- 中央値判定という三項演算(Median_algebra(中央値演算)
- ブール関数評価
- 真理値表があるときに、通りをしらみつぶしにしないでもよいだろうけれど、その効率って…と言う話
- 個の評価を逐次してやって、(該当しない場合分けはやらずに)判断するのも、一つの「効率のよいブール関数評価」
- BDDもZDDもそう
- 多重出力
- 複数のブール関数に対して、同一の入力をして、複数の関数の結果をそろえてみたいときに、複数のブール関数を使うことで、複数のブール関数を直列に処理するより、効率がよくならない?という話
- 部分関数化・関数の分解・部分関数の分解