2011-05-26 ぱらぱらめくる『ランダムネスのジャングル』 第1章 ゲームと偶然 R MIKU 教科書 ぱらぱらめくるシリーズ このシリーズの目次 連続して起きる確率 確率pの事象を繰り返し試行するとき、k回連続してk+1回目に起きない確率は これをと足し合わせるとその確率は1 ( したがって、k+1回続く確率はk回続く確率のp倍と、指数関数的に減少していく このことは、連続な時間軸において、常に等確率で起きる過程(ポアッソン過程)の生起間隔が指数分布になることと通じる話 ポアッソン過程(こちら)では、「起きること」が「k+1回目に起きてしまって途切れること」に相当 連続して起きることを「連」と呼んで、その連続の具合を検定するのが「連検定(こちら)」 そして連検定は、ランダムさの検定方法の一つ(こちら) p<-0.3 N<-0:100 q<-p^N*(1-p) plot(q) sum(q) 双六のように、マス目を確率的に進んでいくゲームでは、マス目を状態の一つとして、マルコフ連鎖で扱うことができる マルコフ連鎖では、状態数x状態数の推移行列ができる