Modern Applied Statistics With S (Statistics and Computing)
- さて、こちらの記事で「かなり有名」とMASSパッケージ内の関数を評している
- 定量することを生業の一部としていると「かなり」という量的な言葉がどれくらいの量なのかが気になってくる(絶対的に、また、相対的に)
help(MASS)
- とすれば、その由来がわかる
- Rの(途中から加えられた)基本関数セットであるパッケージ
- Rの親であるS(S-plus)でのテキストブックからの移行とのこと
Modern Applied Statistics with S (Statistics and Computing)
- 作者: W.N. Venables,B.D. Ripley
- 出版社/メーカー: Springer
- 発売日: 2002/08/12
- メディア: ハードカバー
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- この本のPDFのリンクもとれるようだ(こちら)
- これと同程度に「『かなり』有名」な遺伝系のパッケージがあるだろうか?
- そんな「標準化する〜有名かどうかをある程度、客観化する??」ような努力の一つがCRANで言えば、Task view(こちら)だろうか
- Statistical geneticsならばこちら
- そうは言っても、そのTask Viewを書く個人(集団)のマニュアル・キュレーション(こちら)というバイアスになるわけだけれども
- アカデミズムでは総説というキュレーション制度もあるが、今の情報化社会では、かなり難しさを感じている総説著者も多いのではないだろうか
- ここまで来ると、ネット文化が浸透している昨今、本にしたり、記事を書いたり、と言う作業は、なんらかの「束」を「バイアス」があることを承知で作る作業と割り切って、相対的な評価をするしか仕方がない、と諦観するしかないのかもしれない、と思う