イマジナリーキューブ

  • 数学セミナーの2012/01号に「イマジナリーキューブ」に関する記事がある
  • 筆者の立木先生のサイトはこちら
  • 直交した3方向から見て、正方形に見える3次元立体を「イマジナリーキューブ」と称するという
  • このような立体を「極小化」すると、複数のパターンになるという
  • 遺伝的多様性に使えそうな考え方のにおいがするが、まだ、まったくわからない…

メトロノームの数理

  • 同じく数学セミナー2012/01号に「メトロノームの数理」という記事がある
  • ビー玉をたくさん敷き詰めた上に板を載せ、水平な板がゆらゆらする状況を作る
  • その上に複数のメトロノームを置き、その振り子の振動周期を揃えて、動かし始めると、音の出るタイミングが揃うそうだ
  • 同期(synchronize)する
  • メトロノームが振り子を振るときに板と押し合うことで、間接的にメトロノーム同士に力のやり取りがある
  • その結果、すべてのメトロノームは少しずれながら、揃って振動し始め、揃いだすと、その揃った状態を保つ
  • それは、状態変化を起こしつつ、ある状態を極限としてそこに向かって、収束していく、という形のモデルになる
  • モジホコリの調和振動子モデルも(多分同じ原理)

圏は代数構造の多対象版

  • 同じく数学セミナー2012/01号
  • 圏論の歩き方で、第4回までのおさらいをしている
  • 「圏は群・モノイドのような代数構造の多対象版だ」と言ったという
  • 「群は置換・回転などの可逆な変換操作を表す代数構造だ」とよく言うという
    • 「変換操作の作用する対象は1つしかなく不変」なのだそうだ
  • 「モノイド=対象が1つしかない圏」という特徴づけもあったそうだ
  • 「タングルやプログラムが『作用する対象』はたくさんあ」って、それが、「圏は…多対象版だ」ということだという
  • この言葉の羅列をしながら、頭の中はぼんやりしているが、まったくイメージがないわけでもない、という感じだろうか
  • 周辺度数の固まった分割表での単体・複体に対応するベクトル(こちら)は「対称な処理」で、動かない空間のようだが、ベイズっぽくすると、「多対象版」になる?それとも、その間には、「離散的な多対象版」と「連続的な単対象というか多対象というか、もやもやした版」とになる???複素数もこれには絡みそう???