メトロノームの数理
- 同じく数学セミナー2012/01号に「メトロノームの数理」という記事がある
- ビー玉をたくさん敷き詰めた上に板を載せ、水平な板がゆらゆらする状況を作る
- その上に複数のメトロノームを置き、その振り子の振動周期を揃えて、動かし始めると、音の出るタイミングが揃うそうだ
- 同期(synchronize)する
- メトロノームが振り子を振るときに板と押し合うことで、間接的にメトロノーム同士に力のやり取りがある
- その結果、すべてのメトロノームは少しずれながら、揃って振動し始め、揃いだすと、その揃った状態を保つ
- それは、状態変化を起こしつつ、ある状態を極限としてそこに向かって、収束していく、という形のモデルになる
- モジホコリの調和振動子モデルも(多分同じ原理)