itkのイテレータはちょっと違う

  • cppのSTLイテレータを使うのが特徴
  • 画像データを扱うitkではイテレータを使って画像情報をスキャンしたり操作したりするが、ちょっと違う
  • その違いは
    • イテレータが画像を持つ
      • STLイテレータは、コンテナのメンバーとしてイテレータを置くので、一つのオブジェクト(画像)に1つのイテレータを持つことになるのに対して
      • itkのImageIteratorはイテレータをオブジェクトとして作り、それがどの画像オブジェクトのためにあるのかを情報として持たせる
    • スキャンの仕方に応じていろいろなイテレータを準備→多次元方向スキャンが可能
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