一足お先にXML

XML、ふまじめにとりくんだことはありましたが、真面目にやるのは初めて。使われているからには、慣れれば楽をさせてもらえると信じて、かじってみる。要するに、

  1. xml形式のファイルを読み込むことと、
  2. 読み込んだあと、xmlの規則にのっとってオブジェクトされているファイル内のデータにアクセスすること

の2点だけ。2点目は、自分がxmlの出力をも担当するなら、ハンドリングしやすいxml設計をしておくこと以外は、ひたすら、必要に応じてハンドリング関数をかじればよい。で、1点目は、いくつかある便利ツール(パーサ?)のうち、どれを使うか、ということだけ。下のソースは前半部分でxmlファイルの取り込みをし、後半で、その取り込まれたデータにアクセスする、ほとんどミニマムの処理(root element のタグ名を取得し標準出力)している。ちなみに、ハンドリングしやすいxml設計とは、『深く』しないこと。

package xxx;

import javax.xml.parsers.*;
import org.w3c.dom.*;
import java.io.*;

/**
 *
 * TODO この生成された型コメントのテンプレートを変更するには次へジャンプ:
 * ウィンドウ - 設定 - Java - コード・スタイル - コード・テンプレート
 */
public class xMLhandler {
	public static void main(String args[]){
		String in[] ={"c:\\xmlout.xml"};
		try{
			//XMLファイルをDocumentオブジェクトに取り込む
			DocumentBuilderFactory dbf = 
			DocumentBuilderFactory.newInstance();
			DocumentBuilder db =dbf.newDocumentBuilder();
			Document doc = db.parse(new File(in[0]));
			
			//Documentオブジェクトの操作
			//ごく簡単にroot 要素をElementオブジェクトに取り込んで、
			//そのタグ名を文字列変数に渡す
			Element root = doc.getDocumentElement();
			String message = root.getTagName();
			
			System.out.println("root要素のタグ名は \n" + message + "\nです");
		}catch(Exception ex){
			System.out.println("error " + ex);
		}
	}

}