- LinuxでQt4→VTK→ITKの順にインストールすることで、ITK入力の画像をVTK描図できるようになる(こちらにやり方)
- さて。こうしよう
- VolumeFromSlicesというITK exampleを使うと、数字で順序付けされたファイルを読み込んで、mhd形式というファイル形式でスライス・スタックした形式のファイルで保存できる
- ExampleページからソースファイルとCMakeLists.txtファイルをダウンロードしてCmakeするだけ
- mhd形式はhoge.mhdというメタ情報のファイルと、イメージ画素値情報を1枚に連結したhoge.rawファイルの2ファイルができる
- このmhd形式を読むためリーダーをVTKで作るにはMetaImageReaderというExampleがある(こちら)。これもダウンロードしてCmakeするだけ
- で、このMetaImageReaderにhoge.mhdファイルを引数として渡すだけ
- たとえば、ソースファイルが/home/ryamada/ITKWikiEx/src/VolumeFromSlices にあれば、以下のようにして、そのあとファイル名を正規表現して数値対応をつけ、出力ファイル名を拡張子mhdで保存すればよい。このシリーズファイル名はここにあるとおり
$ ccmake /home/ryamada/ITKWikiEx/src/VolumeFromSlices
$ make
$ ./VolumeFromSlices IM-%d.dcm 1 9 out2.mhd
- 出力ファイルもここにおいてある
- これをMetaImageReaderに渡せばよい
$ ./MetaImageReader out2.mhd