『よく見える』ということ
- 病理スライド標本を作るときに、組織染色をするのはどうしてだろうか
- 『よく見える』ようにするため
- では、『よく見える』というのはどういうことなのだろう
- 輪郭がくっきりしていること、だろうか
- 輪郭がくっきりしている、ということを、ランダムフィールドにおける、excursion setの枠組みで表現すると:
- ランダムフィールドにおいて、ある値をカットオフにして、excursion setsを切り取るときに、「くっきりした輪郭」は、カットオフ値を上下に動かしてもexcursion setsが変わらないとき、それが「くっきりしている」と言うのではないだろうか
- そうすると、何かN次元空間に連続量の作る場があったときに、そこに「形」を見出すという作業が、閾値パラメタに影響を受けないexcursion setsとして定義できそうだ。定義できると、ハンドリングしやすくなる可能性があるので、ちょっと、考えてみたい
- これは「くっきりとした形」にも言えるけれど、それを時間軸もN次元の中に入れてやれば、「はっきりと追跡できたオブジェクト」とみなすこともできる…
- このexcursion sets、輪郭、くっきり、のストーリーは「アハ体験」とも近いような気がする