- Cartan for Beginnnersをぱらぱらめくって(昨日の記事)、まずは2D平面上の曲線を評価しよう
- 観察点は離散的
- 十分滑らかとしよう(実観測は、平滑化すれば、『元の正しい曲線』になっているものとしておく)
- 観察点には座標がある
- 隣接する観察点の中間点に、接ベクトルの推定されたものがあるとする
- 接ベクトルが推定された点が並んでいるが、その隣接する2点の中間点に、接ベクトルの変化が推定される
- 今2Dなので、この「接ベクトル」の変化を表すウェッジ積はスカラーになる(3Dなら垂直方向のベクトルになるところだが)
- そのウェッジ積を2点間の距離(これは、観測点を結んだ折れ線をたどった長さで代用する)を進む間に起きた変化であるとして、「単位弧長あたりの変化」とすれば、これは符号付きの曲率
- 曲線を観察したら、それに沿って「符号付き曲率」も観察されているので、「曲線のための2次元」と「符号付き曲率のための1次元」の「併せて3次元」の情報があるものとしてプロットしてみると、「符号付き曲率情報込み」の曲線が3次元プロットできる
- このようにして得られる「符号付き曲率情報込みの曲線」が二つあったら、その異同は、2曲線上の点に1対1対応があれば、その対応点間の3次元空間での「距離」の積分は「2曲線の距離(曲率情報加味)」となるのではなかろうか
- そのような「曲線間の距離」は「曲率情報を加味」せずに2D曲線として計算することもできるが、「込み」と「非込み」とでは値が変わり、多数の曲線の相互距離の大小関係は「込み」と「非込み」とで変わるから、「込み」で評価すれば、「符号付き曲率」を盛り込みたいという気持ちが入った尺度になっているのではないか、とそんな感じ
my.2D.curve <- function(X){
n.pt <- length(X[,1])
Xpre <- X[-n.pt,]
Xpost <- X[-1,]
X.loc <- (Xpre+Xpost)/2
X.locpre <- X.loc[-(n.pt-1),]
X.locpost <- X.loc[-1,]
X..loc <- (X.locpre+X.locpost)/2
X. <- apply(X,2,diff)
L <- sqrt(apply(X.^2,1,sum))
X.st <- X./L
X.stpre <- X.st[-(n.pt-1),]
X.stpost <- X.st[-1,]
Lpre <- L[-(n.pt-1)]
Lpost <- L[-1]
Lmean <- (Lpre+Lpost)/2
crv <- (X.stpost[,1] * X.stpre[,2] - X.stpost[,2] * X.stpre[,1])/Lmean
return(list(X=X,X.loc=X.loc,X..loc=X..loc,X.=X.,X.st=X.st,crv=crv,L=L))
}
t <- seq(from=0,to=1,length=50)*0.9
ut <- exp(t)
x <- exp(t)*cos(ut)
y <- sin(ut*4)
X <- cbind(x,y)
crv.out <- my.2D.curve(X)
plot(crv.out$X,asp=TRUE)
points(crv.out$X..loc,pch=20,cex=abs(crv.out$crv)/min(abs(crv.out$crv))*0.1,col=sign(crv.out$crv)+3)
plot(X,pch=20,cex=abs(crv.out$crv)/min(abs(crv.out$crv))*0.001,col=sign(crv.out$crv)+3,asp=TRUE)
plot(X)
library(rgl)
plot3d(cbind(crv.out$X..loc,crv.out$crv),type="l",col=sign(crv.out$crv)+3)
planes3d(0,0,1,0, alpha=0.5)