高次元結び目と絡み目
- 昨日の記事で高次元結び目と絡み目のPDFをぱらぱらめくった
- 自分なりの言葉で整理しなおしておこう
- 結び目(knot)と絡み目(link)
- 「閉じた多様体」
- どの方向に進んでも戻ってこられる。分岐もない(多分)
- 球の次元を「球の半分」を回転して1次元、高次の球にすること
- 「閉じる」方法
- 簡単な「閉じる」方法は上記のように回転すること
- 他にも「閉じる」方法はある。たとえば、三葉結び目は1次元球を半分空間に押し込んだもの(1点)を3次元空間でぐるりと回してもとに戻したものである。その「ぐるり」の回し方は、2次元平面上でだいたい戻ってきたときに第3次元がずれていて、もう1度ぐるりと回すと第3次元もうまく元の座標に戻るようなもの。戻りの周期が方向によってずれていることからその公倍数でようやく戻れる、という仕組み
- 結び目と球
- n次元結び目は(球のように)閉じたn次元多様体であって、上手くするとn+1次元に納まるのだが、上手くないと、n+2次元空間を必要とする
- n+2次元空間に納められたn次元結び目を1箇所で切り裂いて、n+2次元空間の片側半分に押し込み、その上で、ぐるりと「閉じる」方法を適用すると、再び結び目になる
- ただし、単純にぐるりと「閉じる」ときには、1次元余計に空間が必要となるだけだが、三葉結び目のようにぐるりと閉じると、余分な次元が必要となる
- さて、これをRで実装しよう、というわけだが…
- わからないのは、「閉じる」ときに、ドーナツ的に閉じることと、trivialな結び目的に閉じることとの違い。違うのはわかるけれど、それが「何」なのか