ぱらぱらめくる『知恵の輪読本』
- 知恵の輪はその『物理的構造』を「すべて見ることができる」がその『論理的構造』が「見えているとは限らない」との一文がある。ここで言う『論理的構造』とは何であって、「すべて見ている」とはどういうことなのだろう、と思う
知恵の輪読本―その名作・分類・歴史から解き方、集め方、作り方まで
- 作者: 秋山久義
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
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- 第1章 知恵の輪とは何か、どこがおもしろいか〜知恵の輪の定義
- 2群以上の部品で構成されており、これらの部品を互いにはずす・もとへ戻す・引き離す玩具
- 複数の部品で構成され、その形態はすべて見える。部品の一方を指定の別の位置に移動する玩具
- 主としていた・針金などの硬い素材や紐・布・鎖などの柔らかい素材を連結させ、互いに絡ませたり、引き離したり、位置を換えたりする玩具
- 第2章 代表的な知恵の輪
- 第3章 知恵の輪には、どんなものがあるか
- 知恵の輪はどのように分類する?
- 第4章 構造から分類した4種類の知恵の輪
- ほどけない知恵の輪
- 隘路のある知恵の輪
- 絡みのある知恵の輪
- 絡みのない知恵の輪
- 多重化と複合化、変化型へのアイディア
- 第5章 知恵の輪にはどんな歴史があったか
- 第6章 知恵の輪の解き方心得
- 副読本
- 位相・トポロジー
- 同相 homomorphismと同位homotopy
- 結び目:空間内の単純閉曲線
- 2つの結び目homomorphicだがhomotopicかどうかはわからない(ただの輪と三葉結び目とはhomomorphicだがhomotopicではない)
- 知恵の輪は「隙」をかいくぐらせることでhomotopy関係にないhomomorphicな結び目に移行させることができるが、その「隙」をかいくぐらせることが厄介であったり、くぐらせ方の順序に注意が必要だったりするもの(…だろうか)