試行錯誤記録

  • 以下は、前の記事に至るまでの、特にepubファイルができた後、それがうまく表示されていないことに対する、試行錯誤記録
  • 結局、epubというのは、まだ『特に数式表示に関して』発展途上(完成するかは不明)な技術であって、閲覧アプリ(ビューア)というのが、数式を表示してくれたりダメだったりとするらしいことが数時間かかってわかった
  • 数式表示の苦労は「てふ」によって乗り越えられて来ていた側面があるのだが、「てふ」では、数式以外にもいろいろな書式を「かっちり」と規定する精神の塊になっている
  • その精神と相いれていないのが、ウェブページで、これは閲覧の幅などによって位置や大きさを変えることで動いているもの
  • そこに「絵」としての数式を入れることに難渋があって、最近、ようやくMathJaxというので対応しましょう、という感じになっているらしいのだが…
  • そのウェブページ(html文書)をさらに可変・柔軟に表示したいね、という電子書籍で、『問題再燃』というところらしいです
  • ビューアは、表示機器(PC,iphone,ipad,kindle...とか色々)間の共通ルールの未解決・未開問題があり、さらに、「ビューア」をとりあえず作ってみよう、という人々が数式表示を『後回し』にしている側面があって、せっかくhtmlの場合にMathJax等でなんとかなりそう…と言っているところで、epub(等)ではうまく行っていない…
  • 対処法としては、ビューアの設計の責任までは取らないことにする。数式をきちんと見たい人には、適当な閲覧環境を選んでね、とお願いすることにする。…というのが、文書作成側で出来る現実的なラインかと思います。
  • というわけで、Rstudio,Rmarkdown,knitr,html化,pandoc,epub化は、現在、取り組む上辺あたりと思います
  • また、markdown,html,epubっていうのは、文書の形がフレキシブルであることが大事なので、フォーマット・配置などについて、てふ的な厳格さを放棄することも大事。電子書籍における「美しさ」と「てふ」が狙う「美しさ」には質的違いがあるので、「てふ」ならこうなのに…ということをそっくり電子書籍で実現しようとせず、MathJax,pandocで数式がうまくハンドリングされる範囲で(あまり込み入った下付き文字とかはエラーになる傾向があるとか…)頑張りましょう
  • 以下、誤り多数の試行錯誤記録
    • ちなみにepubをウィンドウズで見るときは(Calibreとか)
  • 解決策として…
knit("test.Rmd")
  • とすると"test.md"というファイルができる。上記のknitrアイコンは、この操作をして引き続きそれをhtml化するコマンドを走らせていたわけだが、md(マークダウンファイル)ができたので、これを使ってebook化できる。なぜならマークダウン書式はebook化に適しているから。RmdはR用のマークダウンに過ぎないから。
  • encodingには注意して、Unicodeにしてから、pandocにかけると、pngが埋め込まれている
  • さらに問題が、てふがepubでアウト!…
  • それは放っておいて、kindle publishingにアップしてみると

  • 手続きに半日くらいかかるけれど、これで「kindle ryamada ストア(こちら)」に現れるはず(もちろん、買う意味のない電子書籍ですが…)