HaskellとHiggs粒子
- 昨日はHaskell勉強会の2回目。3週間ぶり?にHaskell。ちょっと時間が余ったので、こちらものぞいてみる
- 『Haskellは関数型言語なので、プログラムを書くときは、コンピュータに実行すべき命令列を伝える代わりに、必要となるであろう全ての関数の定義を与えます。これらの定義はアクションと関数の様々な組合せを使います。コンパイラはそれら全てを纏め上げ、どのように実行すればいいかを探り出します。』というように関数型言語のことを説明している
- 生物を含むこの世界には、関数に相当する「どうなったらこうしよう」がびっしりある
- 生物の特徴は、関数を複雑にしてパッケージ化したり、関数とそのセットのコピーと増殖と変化を作る仕組みを持っていること
- 「コンパイラはそれらをすべて纏め上げ」るというより、超並列実行状態が実現できる環境が「世界である、という状況
- ここまでだと「決定論」
- 生物界にも物理界にも「確率的」な現象が起きるが、そのすべてが「ヒッグス粒子」の「対称性のやぶれ」に紐づく、と考えるのかもしれない(→こちら)
- ただし「ヒッグス粒子」を持つ「場」はまんべんなく広がっている。その二者選択が積み重なってできているのが、「正規乱数」だったり、色々。「正規乱数」がそこらじゅうに現れるのは、僕らの生活世界が巨視的で、「量子レベル〜ヒッグス量子レベル」が十二分にたくさん集まっているから
- もちろん、その正規乱数がさらにいくつか組み合わさったり、その組み合わさり方に論理演算子があったりして、いわゆるその他の確率分布も登場する
- そうやってつながりあっている確率分布もあれば(指数分布族?)、そうでない確率分布もあって、それは、(多分)生物的で、生物が「紡ぎだした」『関数』によるもの
- そういう『変わり種』は複雑系的なものだったり、かおてぃっくなものだったりして、「生物学の対象」になりやすい