Scheme事始め2:「ただの関数」
- 関数
- 関数っていうのは、のようなもの
- これをって、そう書かないといけない理由もないので、と書くことにする
- さらにの記号は、は関数を定義するんだよ、という意味だと知っていれば、わざわざ書かなくても用は足りるのでと書くことにする
- さらにのも空白文字で代用すればとできる
- ただしと言うとき、これはの関数であることはわかるけれど、この関数が特になんという関数なのか、というのは決められない。それはを「関数ですよ」としか宣言していないから
- このように「関数である」ということだけを宣言する方法があるのは便利じゃない、ということで、このような「ただの関数」であることを示す記号と「ただの関数」ですよ、という名称を決めることにした
- それが「ラムダ関数〜ただの関数」という呼び名であって、と言う記法である
- Schemeではというコマンドに相当する
(lambda (a b x ) ( + (* a x) b))
- 「ただの関数」が仰々しく『ラムダ』と呼ばれるのは、きちんと手続きとして計算機上で動くように構成するには、色々な決め事を持たせないといけないのだけれど、その背負っている決め事の重みを感じさせるため(のようなもの)