グレブナー基底の有用性と使い方 駆け足で読む『What is ... a Grobner Basis?』
- 連立多項方程式を解くのに便利
- 解は「多項式集合が定める多様体」
- 多項式集合Fが定める多様体は、多項式集合のイデアル
が定める多様体と同じ。また、イデアル に対するreduced グレブナー基底Gの作るイデアル が定める多様体とも同じで、さらに、Gの定める多様体とも同じ、という関係がある - Fが定める多様体がemptyである(連立多項方程式の解が無い)とは、Gが{1}であること(Hilbertの零点定理)
- あるイデアルが定める多様体が有限かどうか。initial idealに含まれない単項式をstandardと呼ぶことにすると、このstandardな要素がイデアルに含まれる数が有限か否かの判定ができる。そしてこのstandardな要素が有限であることは「イデアルの多様体が有限である」ことのif and only if な条件
- 多様体のCardinality(CartinalityのWikiへと話がつながり、それは多様体の次元へとつながる(ようだ)
- グレブナー基底(らしきものがとれたとして)がグレブナー基底であるかの確認方法もある