2013-02-01 1.グレブナー基底 ぱらぱらめくる『Comutational Algebra and Combinatorics of Toric Ideals』 ぱらぱらめくるシリーズ 環 多項式環 分割表 トーリック・イデアル イデアル グレブナー基底 イントロダクション 体上の多項式環を考える を複素数体とすることを通常とする の部分集合をイデアルとする イデアルがと書けるとき、を基底と言う 多項式の中で最も単純なのは、単項式ただしは非負整数。これをと書けば、すべての多項式は単項式の線形和で表せて このときを多項式環のサポートと呼ぶ 多項式の集合に、多様体が対応付けられて、それは 動機・目的 Ideal membership problem ある多項式がイデアルに含まれるかどうかを知りたいとする それを解くのにグレブナー基底を使うとよい それがグレブナー基底を用いる理由 いくつかの例 単変量イデアル 線形イデアル 行列計算の例 サーキットというものもあるらしく、それを求めるアルゴリズムもあるらしい(何のため?) 単純な例(単変量イデアル、多変量線形イデアル)で、何かしら便利なアルゴリズムがあることの確認がとれたので、多項式イデアル一般に話を広げよう、そこでグレブナー基底がどういう位置づけかを見てみよう グレブナー基底 単純な例でガウスジョルダンの消去法を使った 一般化した多項式イデアルに用いるには、これを適用するのを許すような「ルール」が必要らしい それが、式の多項の扱い順序とか多項式の各単項の記述ルールとからしい("term order") 群論アプリでそれを指定しないと、計算してくれなかったこと(こちら)を思い出そう 計算できるアルゴリズムがあることがわかれば、とりあえず、その中味について今は、興味がない→Buchberger's algorithmはイデアルのreduced グレブナー基底を導き出してくれるアルゴリズムである、ということがわかればよしとする そしてMacaulay2を用いた演習がついているので、(やりたくなったら)やろう