使う情報を変える

  • こちらなどでDNA鑑定にまつわる、「わりつけ」の場合の数や確率の計算の色々について書いている
  • そこでは、個々人が個別のタイプである確率を情報として計算した
  • DNA鑑定では個人間の遺伝的遠近関係から、タイプの一致率の多寡が影響されるので、そのようなところから攻めるとしたらどうなるかを考えてみたい
  • タイプが一致する確率を推定する際に、Hardy-Weinberg平衡を仮定してジェノタイプ頻度の推定をすることがある(多い)
  • HWDを仮定することもできる
  • アレル頻度の異なる空間があって、局所的にHWEが成り立つとして、そのような空間に個体の疎密が存在しているとする
  • ここで、ある標本(タイプ既知)と、ある標本群(タイプ未知だが、由来する空間上の点は既知、もしくは、由来空間上の存在確率分布が既知)とでタイプの一致確率がどれくらいか、という問いがある
  • また、ある標本(タイプ未知で、由来する空間上の点は既知、もしくは、由来空間上の存在確率分布が既知)と、ある標本群(タイプ未知だが、由来する空間上の点は既知、もしくは、由来空間上の存在確率分布が既知)とでの一致確率はどれくらいか、という問いがある
  • 別の枠組みも考える
  • 設定は上記に同じ。ただし、空間とか 分布とかは未知で、ひたすらに、標本のみから、このようなモデルを仮定して、一致確率を出したい、という場合
  • さて、どうやる?