- 指数関数は
- のとき
- のときは普通の指数関数(単調増・単調減)
- のとき。この実数部分がこの世で観察可能な部分とすればと周期関数(三角関数)
- のとき、でこの実数部分はと、振幅が単調増または単調減であるような周期関数
my.i<-complex(real=0,imaginary=1)
my.i
t<-seq(from=0,to=2,length=1000)
par(mfcol=c(2,2))
a<-0;b<-0
plot(t,Re(exp((a+my.i*b)*t)))
a<-1;b<-0
plot(t,Re(exp((a+my.i*b)*t)))
a<-0;b<-10
plot(t,Re(exp((a+my.i*b)*t)))
a<-1;b<-10
plot(t,Re(exp((a+my.i*b)*t)))
- となるような微分方程式はであるから、任意の、任意の実数に対してとなるような複素数が取れる(ならば、ならば、ただしは整数)となることがわかる
- さて、このように微分方程式的に扱いやすい指数関数(虚数係数を含む)であるが、これの線形和を考えてみる
- 。ここでともに複素数として、観察されるのはの実数部分とする
-
- ここですべてのについて、となるような整数があるときには、の公倍数についてはが実数ならば実数係数だけにしたり、が実数となるようなについても同様に考えて、複素数の入り乱れを実数係数のみにすることもできそうだ
- こんな「複素数係数の指数関数」の「複素数線形和」の関数がどのような形になるかを見てみよう
par(mfcol=c(1,1))
t<-seq(from=0,to=100,length=1000)
k<-4
as<-runif(k)
bs<-runif(k)
rs<-runif(k)
ss<-runif(k)
x<-rep(0,length(t))
for(i in 1:k){
x<-x+(rs[i]+my.i*ss[i])*exp((as[i]*my.i*bs[i])*t)
}
plot(t,Re(x))
- 要素を複数にしよう
- 2要素が相互に駆け引きをすると、「円」になる
- 複数の要素がすべて相互に駆け引きをすると、ペアワイズに「円」ができる
- その様子
n<-3
A<-matrix(0,n,n)
A[upper.tri(A)]<-(-1)
A[lower.tri(A)]<-(1)
eigen.out<-eigen(A)
V<-eigen.out[[2]]
U<-solve(V)
B<-diag(eigen.out[[1]])
x<-sort(runif(1000)*10)
Ys<-matrix(0,length(x),n)
Ys0<-runif(n)
for(i in 1:(length(x))){
Bex<-diag(exp(eigen.out[[1]]*x[i]))
Aex<-V%*%Bex%*%U
Ys[i,]<-Aex%*%Ys0
}
matplot(Ys,type="l")
plot(as.data.frame(Ys),cex=0.1)